【Podcast紹介】採用活動における会社説明会の本質ってなんですか?

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毎週水曜日更新のPodcast、「安田佳生のゲリラマーケティング」の一部を書き起こしてご紹介します。
ビジネスの悩みから人生の素朴な疑問までお答えするPodcast、今回ご紹介する内容は・・・

採用活動における会社説明会の本質ってなんですか?

出典元Podcast:安田佳生のゲリラマーケティング
出演者:安田佳生・下出裕典・内藤希美

【第70回】採用活動における会社説明会の本質ってなんですか?

大企業は『入社したい学生』が来ますが、中小企業はそうじゃない。『入社意欲をあげること』が、会社説明会のすべてです。

以下、Podcastの一部書き起こしです。

会社説明会を工夫すれば、大手に行く学生を中小企業でとれる。(安田) 

~導入略~

(内藤)今週はこんな質問をいただきました。30代、動画を使ったコミュニケーションデザインをお仕事にされている方からです。私は採用領域、主に新卒採用の分野でビジネス動画を広げるべく事業を展開しております。提供しているひとつのWebセミナー、オンライン会社説明会は顧客満足度が高く、圧倒的なリピート率を誇っています。

それでは本題に移ります。安田さんにお伺いしたいのが会社説明会の本質についてです。今年から採用コンサルティングとして企業のブランディングからコミュニケーションデザインを手がけ始めました。このビジネスを次のステップに進化すべく施行を重ねていくうちに採用担当がパワーポイントで説明、がパッケージングされている会社説明会のスタイルに疑問を持ち、ビジネスチャンスだと感じています。ぜひ安田さんの考える会社説明会の本質を教えてください。

(下出)はい、なかなか長文の質問をね、内藤さんが終わるまでに一分半くらいかかってしまいましたね。 (笑)

(内藤)本当ですね、こんなにかかるとは思わなかったですね。 (笑)

(下出)まあまあ、僕らの前職というかね。

(安田)そうですね。

(下出)近い領域の話なんでよくわかりますけどね。確かに採用担当がパワーポイントで説明するのがもう基本ベースだと、基本パッケージだと。これっていつごろからなんですか?

(安田)これはけっこうね、最近じゃないですか。

(下出)そうですよね。パワーポイントがないころってどうされてたんですか?

(安田)まあびっくりするようなことやってたんですけど、人事担当の人がですね、会社案内のパンフレットみたいのがあるんですけど、それを読む。

(下出)読み聞かせの会(笑)

(安田)読み聞かせの会みたいな読んだらええやんという感じで、なんていうのかなあ、だから、会社の説明会ですから、会社の説明しはったんでしょうね。 あたりまえっちゃあたりまえなんですけど。

(下出)当社は1983年に創業し、みたいな。

(安田)そうそう。こういう事業領域をやっており、みたいな。まあ、そこでだから僕が考えたのは、大企業というのは入りたい人が来てるわけじゃないですか。 僕らはなかなか学生さんが入りたいと思わない中小企業のお手伝いしていたわけ。でまあ、こう普通に説明会をやったらやっぱりパンフレットを読み聞かせるだけじゃ来ないですよね。

当社は社員の15人の小さい会社でして、みたいなのになっちゃうんで、だから、それじゃいかんということと逆に大手はそうやってるんでチャンスだ、ということで、会社説明会を工夫すれば、大手に行く学生を一発逆転で中小企業でとれる、という発想で僕は最初は僕は会社説明会の提案というのを組み立ててたんですよ

 

考えさせるんじゃなくて感じさせるってところが非常に大事。(安田)

(下出)それが1990年ちょいくらい。

(安田)90年ちょいくらいですね。それまではね会社説明会に社長とかががでてくるってことはありえなかったんですよ。

僕が最初にやったのは社長が説明会にでるってこと。人事担当者じゃなくて。

で、もうひとつが画期的だったのは笑いをとるってことだったんですよ。

下出くんがはいってきたころはもうけっこう笑いのある会社説明会をやってたじゃないですか。

(下出)でもやっぱり少なかったですけど、たしかにありはしましたね。

(安田)それはなぜかというとですね、すごい当社は社風がいい会社でして、とか風通しのいい会社でしてとかいいながら、横に社長が座っててははあみたいになってるわけですよ。全然風通しがよくないじゃないですか。言葉でなんというかが問題なんじゃなくて、ああここは風通しがいいんだって思ってもらうのが大事じゃないですか。

だから僕らも、よく下出くんと説明会やってましたけど、社長である僕を小ばかにしてっていうことを見せることによって社長に軽口がいえる風通しのいい会社なんだってなるわけで。そう言っちゃったらだめなわけで。

だから、当社は非常に明るく楽しい会社でしてっていっても楽しく聞こえないじゃないですか。でも、会場の笑いをとってしまうともうあれなんですよ。楽しい会社なんだと、一言も楽しいなんて言ってなくても説明会で笑える会社は面白いと思ってくれるわけなんですね。考えさせるんじゃなくて感じさせるってところが非常に大事だと。それが実現できれば商品になると思いますけどね。

 

会社説明会の本質は入社意欲をあげることですよね。(安田)

(下出)それが例えば安田さんが手がけてきた社長の登場だったり笑いだったりっていうのでひとつ変わったわけじゃないですか。それがまた10年以上というか、ずっと同じ形になってて、ここでまたチャンスなんじゃないかっていう風にまた見られているわけですね、この方は。

(安田)会社説明会って名前なんで、みんな会社を説明しようとするんですけど、会社の説明なんていうのは書いてあるものを読めばわかるわけで、会社説明会の本質はなにかっていったら入社意欲をあげることですよね。それに尽きると思っていて。

(下出)興味を持ってもらって。

(安田)説明会を聞く前よりも聞いた後の方がすっごいこの会社に入りたいって思ってもらえれば成功なんですよ。そのためにどうしたらいいかって考えた方がいいと思うんですよね。

デートと一緒じゃない、だから。デートしてデートする前よりも好きになってもらうっていうのですね。

(下出)最近なんか毎回恋愛ネタ登場しますけど、どうしたんですか。(笑)

(安田)昔はですね、野球ネタばっかだったんですけど、最近ちょっと、野球に取り残されている感がありましてですね。

(下出)野球ネタになんでもたとえる人ってちょっとおっさんっぽいですよね。

(安田)あの恋愛の研究してるんですよ。人はなぜ恋をするのかっていう。この間下出くんにもちょっと相談しましたけど。

あの、すっごい女の子とコミュニケーションするのが苦手で、女性と2人で話をするっていうのをシラフでやったことがないっていう。そういうやつだったんですよ。で、緊張しすぎて話しできないんですけど、考えたんですよ、どうやったら先方は僕のことを、

(下出)(内藤)先方(笑)

(安田)先方の御嬢さんが僕のことを面白いやつだとおもってくれるんだろうと。だからこれ説明会と一緒なんですよ・・・・

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