【コラムvol.16】
数字に追われる仕事は嫌だ!
というあなた。逃げる方法は、
数字で人生を考えること、でっせ。

無機質な数字の対岸には、豊かなカルチャーや人間愛がある。
だから、数字だらけのツライ岸辺から遠ざかりたければ、
カルチャーの喜びや人間愛であふれる川むこうの岸辺へ!
という逃避ルートは間違っている。

数字をしっかり考えないからこそ、数字に支配され動かされている。
そこに気づかなければ、数字の支配は強化され、
ますますがんじがらめになり、その人を追いつめる。

つまり、数字をマネジメントして生きることと、
文化的に人間らしく生きること、自信をもってまっすぐ人間を見つめて生きることは、
切り離し不可能な地続きであり、コインの裏表じゃないだろうか。
川向こうには、数字のないユートピアがある、なんて幻です。

営業数字をセルフマネジメントできる人は、
50万円で数を売る仕事は疲弊するから、と
100万円で単価アップしてもっとゆとりを持つために、
販売の仕組みづくりや商品の付加価値化に創造的に取り組む。

すると売り上げ達成率も、年収も上がる。人物評価点もあがり、
創造力を買われて、昇進する。チャンスとやりがいが広がる。

仕事時間をセルフマネジメントできる人は、
目標金額を人の70%のパワーで達成できるよう仕事のフローを創造的に改善して、
ゆとりの時間という数字を自ら生み出して、
家庭生活、趣味の時間という数字を楽しむ。

数字をしっかり考えて自分なりに追う人ほど、
数字に支配されず、人生の主人公になっている。
数字より大事なものがある、人間らしく幸せになりたいと数字から逃げがちな
ユートピアくんほど、数字の苦しみを増幅させている。
ときに人や社会にゆがんだ恨みを抱いたりする。

ブラックや途方もない金銭欲という数字の異常値がはびこる世の中だから、
不条理に数字が悪者にされている。そんな傾向があるように思う。

数字と言葉が、人間の智を拓き、文化や文明をつくってきたのである。
数字も言葉とおなじだけ、よりよき人生には欠かせないのである。
そんなことを、18の頃の自分に言ってやりたい。

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【ハッテンボール・グループ 代表取締役 伊藤英紀】
企業表現コンサル/コピーライター 1961年生 広告学校と大学をダブルスクール。㈱リクルートで、バイトなのに制作チーフを務めたのち、同社契約コピーライターに。1990年 前身 伊藤英紀事務所を創業。※元ワイキューブ取締役 

 

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2件のコメントがあります

  1. これまで数多くの経営者やビジネスマンに会って来ましたが、仕事が出来る人は例外なく数字に強いです。数学ではありません。念のため。

  2. 目の前の数字には無頓着なのに、
    夢やビジョンへの志の高さをアピールする若者に、
    なんどか会ったことがあります。

    志しが高く夢が大きい僕だから、
    目の前の数字という、レベルが低く小さいことはどうでもいい。
    そう考えているようでした。

    この考えが壁になるかもしれない。そう感じました。

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