人間交換日記 43通目「未来を変える方法」安田

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


43通目/安田からの返信
「未来を変える方法」

未来は切り開くことができる。これは賛成です。人格と創造力が試される。これも大賛成です。だんだん噛み合って来ました。では実際に未来を切り開くにはどうすればいいのか。まずはきちんと世界を観ることではないでしょうか。どういう仕組みでできているのか。どうやって成り立っているのか。その全体像を把握する。次に自分を知ること。私はどういう人間なのか。何が得意で何が苦手なのか。どうやったら喜ぶのか。どうやったら傷つくのか。人格も創造力も世界と関わるためのスキルです。どうやったら人は私を求めてくれるのか。そうやったら人の役に立てるのか。人と関わり人の役に立っていく。それ以外に未来を変える方法などないと思います。

前回42通目/大野「未来は変えられない部分を持ちながらも、必ず切り開くことはできる」

安田さんへ
論点が噛み合いませんね。(笑)
そもそも変えられない事柄があるのと、結果のすべて、あるいは未来のすべてを変えられないっていうのは全く違います。まして、職場を変えてはいけないとか、伴侶を変えてはいけないなんていう表層的な話ではありません。
人生にしてもビジネスにしても、当然のことながら既に出た結果は制御できない。しかし、結果に対しての態度は創造できる。それによって未来の創られ方は変わってくるわけです。
逆に言えば、すべての事象はあるものを試すもの。では、何が試されているのか?僕の観点では人格と創造する力が試されています。そして、未来は変えられない部分を持ちながらも、必ず切り開くことはできる。

ー大野より

 

前々回41通目/安田「それこそ人間蔑視です」

大野さんへ
変えられないと認めることがそんなに酷いことですか。人間の能力の蔑視とまで言われるとは驚きですね。合わない職場に入ってしまう。合わない人と結婚してしまう。そんなことは普通に起こり得ることですよ。その時に職場や伴侶を変えちゃいけないってことですか。どんな職場でも、どんな相手とでも、自分が変わればやっていけると。それこそ人間蔑視ではないでしょうか。人間というのはよくできています。心が「嫌だ」と拒否するとき、そのアンテナは往往にして正しい。そもそも誰と結婚しても、どんな職場に入っても自分次第だと言うのなら、結婚も仕事もおみくじで決めればいいじゃないですか。

ー安田佳生より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto. com
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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