GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜【vol.015】

Forbesが選ぶ「2018年、ビジネスに成功をもたらすトレンドTop10はこれだ!」を紐解いてみる(第5回)
著者:小出 紘道

前回同様、引き続き、US(アメリカ)のForbes(フォーブス)から、今年のビジネストレンド(マーケティングトレンド)を紹介した記事を引っています。ビジネストレンドとマーケティングトレンドを、紹介しています。
リマインドですが、今回の記事、ヘッドラインはこちら。
The Top 10 Business Trends That Will Drive Success In 2018
→2018年、ビジネスに成功をもたらすトレンドTop10はこれだ!

記事のURL
https://www.forbes.com/sites/ianaltman/2017/12/05/the-top-business-trends-that-will-drive-success-in-2018/#2af291fd701a

 

①Artificial Intelligence Drives Customer Experience
②Communities Embrace Live Interactions Over Social Media
③Millennials Welcome Generation Z
④Wages And More On The Rise
⑤Social Learning Outperforms Remote Learning
⑥Live Streaming Video Content Gains Momentum
⑦Serve Your Community Not Just Buyers
⑧Marketing Drives Results With A Focus On Problems
⑨Subject Matter Experts Open Doors
⑩Blockchain Embraced By Big Players

 

前回は、
⑦Serve Your Community Not Just Buyers
⑧Marketing Drives Results With A Focus On Problems
の2つのトレンドを取り上げました。

今回も2つのトレンドを取り上げます。
早速見ていきましょう。

 

⑨Subject Matter Experts Open Doors
→SMEが、扉を開く。

全然分かりませんね、、、笑

SME(Subject Matter Expert)とは、ビジネス上の「特定分野のエキスパート」のことです。例えば「グローバル展開のエキスパート」「危機管理のエキスパート」「知的財産権のエキスパート」などで、特定分野(ドメイン)の専門性が極めて高く、特定分野においての社内権限を持っている人、のことです。

なので、2018年のトレンドとしては、このSMEがビジネスの世界で新しいドアを開く、ということですね。どういうことでしょうか?

 

—原文
As technology continues to expand and disrupt industries, companies and clients rely more and more on SMEs to educate, guide and advise.
SMEs provide a valuable resource to discuss industry trends, share best-practices, and delve into detailed discussions about how one solution might perform better than another.

→ テクノロジーがどんどん拡大していって、業界がdisrupt(破壊)されていくにつれて、企業側も顧客側もより一層SMEに頼りきりになる。
SMEは業界のトレンドを考察するための貴重なリソースを提供して、best-practice(最良の方法)を共有し、特定の解決策が他の解決策よりもどのように優れているのかを詳細に掘り下げてくれる。

 

SMEを頼りにするのは、クライアントサイドだけでなく、自社内の各組織もまた然り、ということですね。

特定の知識と経験を有するSMEが、事業のベストプラクティスを共有しながらプロジェクトや事業そのものを推進するキーファクターになって行く、というイメージです。

世間を騒がせている、あの有名マンモス大学の「経営陣」の対応のお粗末さも、学内の上層に「リスク管理」のSMEのコミットがなかったから、とも言えますよね。

監督とか、学長とか、理事長すらも「有事の際に社会に発するメッセージ」は、特定分野のSME(この場合、マスメディア対応のSMEとか、危機管理のSMEとか)の助言と承認のもとに発するべきだった、ということですね。

今後どのビジネスの世界でも、経営陣すら、特定分野の意思決定の際にはSMEの助言と承認を必要とする流れが加速して行くと思います。

社長ですら、特定分野の意思決定の際はSMEの承認を受ける時代に入って行くということです。

そして、僕はこの流れに大賛成です。

だって、経営陣は「最終責任は取れる」かもしれませんが、「専門的な判断」ができるわけでもないですし、「ベストプラクティス」を知っているわけでもないのですから。

僕自身が「様々な特定・専門分野」に自信ない経営者なので、身に染みてよくわかります(笑)

次、最後10個目です。

その悩み、バリューの再定義(バリュースイッチング)が解決の糸口になるかもしれません。

現在の事業、今ある商材、ターゲット、販売方法。
それらを少しズラす事によって、新たな定義をつくり出し、
まったく新しい価値、新しい顧客、新しいマーケットを生み出す手法。
それがバリュースイッチングです。

バリューの再定義を一緒に考え抜きます。

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