【vol.018】GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜

こうしたマーケットって、要は、「旅行客に対して地元の人がサービス提供する」というモデルで、広く言えばエアビー(Airbnb)もこれに該当しますよね。

エアビーは地元の人が「宿」を提供するわけですし、Flytographerは地元の人が「撮影」を提供するわけですし、先週紹介したFlavourは「グルメ情報」を提供するわけです。

要するに、地元の人が旅行者に「直接」サービス提供するマーケットが大変盛り上がってきているということですね。

思うんですが、日本に来る外国人観光客(インバウンド)に対して、日本の「地元の人」がいろんなサービスを提供する、という総合ポータルってビジネスになるんじゃないでしょうか?

・ある人はカメラマンとして「撮影」を提供する
・ある人は「部屋」を提供する
・ある人は「レストラン」を紹介し、日本の「食文化」を案内する
・ある人は地元の「アクティビティ」を紹介する
・ある人は地元民しか知らない「秘密のスポット」を紹介する
・ある人は地元の「温泉」を紹介し、「入浴」の仕方を紹介する

これらを個別でマッチングさせているのが、エアビーとかFlytographerとかFlavourなので、これを「国を挙げて総合ポータル」にすれば、それぞれの地元の個人が参加型の「超観光立国NIPPON」が完成しないでしょうかね?(笑)

日本人全員で「おもてなし」です。「おもてなし×ギャラあり」ですけどw

日本人の誰もが「何か」を外国人観光客に提供できる社会。

はい、「1億総活躍社会」への具体的なソリューションですね!

 

「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

 

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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