【GlobalPicks/vol.064】世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



先週までは、2019年のマーケティングトレンドについてのForbesからPickしていましたが、今週からは、Small Business Trendsという、中小規模のビジネスに特化したサイトからPickします。

今回の記事はこれ

<記事タイトル>
10 Unique Business Ideas from Around the World
世界中の「ユニークな」ビジネスアイデア10個
「10 Unique Business Ideas from Around the World – Small Business Trends」

10個のユニークビジネスは下記の通りです。

1.Rent-a-Cow Makes the Most of Livestock
2.Reboot Manages E-Waste in Rural India
3.Eternal Reefs Creates a Lasting Legacy for Departed Loved Ones
4.1928 Diagnostics Revolutionizes Healthcare Around the World
5.Mad in India Offers a Different Approach to Ecommerce
6.Pazesha Brings Financial Empowerment to Africa
7.Youper Offers an App to Overcome Social Anxiety
8.Mannequin Madness Provides Rental, Recycling – And Related Products
9.Speedlancer Connects Freelancers With Jobs At Lightning Speed
10.21 Buttons Changes the Way People Buy Fashion

1から見ていきますね。

1. Rent-a-Cow Makes the Most of Livestock

Rent-a-Cow (レンタカウ)で家畜をフル活用

—原文
Forget renting dogs or handbags for that matter, as farmers and individuals with livestock have the opportunity to rent their stock out with Rent-a-Cow.


犬とか、バッグとかのレンタルじゃなくて、家畜のいる人が「Rent-a-Cow」を使って有効活用できる

Rent-a-Cowは、1日とか1週間とか数ヶ月とか数年単位で「牧場の牛単体」をレンタルして(牧場に飼われている状態で)、一般の人が「育成」とか「お世話」とか「乳搾りとチーズ制作(これがメインコンテンツ)」を出来る、と言う仕組みになっています。

Rent-a-◯◯のビジネスは、いわゆるレンタル産業ですから、Rent-a-Car(レンタカー)が一番馴染みありますよね。もちろん、Rent-a-house(家の賃貸)も当たり前すぎてレンタルビジネス感すら薄いくらいです。なお、Rent(れんと)という英単語は名詞的に使うと「家賃」の意味です。

Rent-a-◯◯で最近のトレンドとしては、
Rent-a-farm(Farm Rental):貸し農場、農園
Rent-a-bike(Rental Bicycle):貸し自転車
Rent-a-bag(Rental Bag):貸しバッグ
Rent-a-おじさん:レンタルおじさん
などが、あげられます。

Rent-a-Cowは、レンタカーの発音に似ているから(レンタカウ)なので、キャッチーですが、本来的には「牛」ではなくて「家畜」であればOKですね、コンセプト的には。ニワトリだっていいと思いますし。
「普通プロの人がやるような仕事(農業とか畜産業がいいですね)を一定期間体験し、そこに対して何らかのリターン(この場合ミルクとチーズ)があること」が重要なわけですね。

リンゴの木を1本レンタルしても良いわけですし、田んぼでも良いんですけど、要するに「収穫フェイズがあるもの」には、レンタルフィー(コスト)を多めに払ってくれるような世の中になってきましたね。コスパ悪くてOKなビジネスです。だって「体験」そのものが一番のリターンなのですから。

対して、クルマとか自転車とかのレンタルコストにはシビアな時代ですよね。「収穫」が無いですからね。。。

と言うことで、やっぱり日本でビジネス展開するなら、Rent-a-Cowの丸パクリが良いでしょうね。詳しく確認したところ、北アメリカでいくつかの法人が、この事業をやっているようです。
めちゃくちゃ流行っている感じはしないけど、北アメリカ(畜産が一般的)よりも日本(畜産って異次元の体験)の方が、ハマりそうなので。

と言う感じで、来週からもUnique Business Ideasを紹介していきますね。

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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