日曜日には、ネーミングを掘る ♯96 略語系

今週は!

私事ですが、自宅をリフォームすることにしまして、先日、品川にあるYKKのショールームに行ってきました。そこには多種多様なサッシがあって、担当の方がいろいろと案内してくれたのですが、最初に説明されたのがYKKの社名の由来でした。

いやー、知りませんでした。YKKって、Yoshida Kogyo Kabushikigaishaの略だったんですね。Yoshidaというのは創業者の吉田忠雄さん、Kogyoは工業、Kabushikigaishaはもちろん株式会社です。いまや世界的なブランドになったYKKさんには大変申し訳ありませんが、結構いいかげんなネーミングですよね。

こうした略語系のネーミング、じつは世の中にたくさん溢れています。有名はところでいえば、

IBMは、
International
Business
Machine

DECは、
Digital
Equipment
Corporation

面白いところでは、
化粧品会社DHCの由来となった
Daigaku(大学)
Honyaku (翻訳)
Center
元々は翻訳会社から
スタートしているんですね。

社名以外でも、

CAD(キャド)は、
Computer
Aided
Design

JIS(ジス)は、
Japan
Industry
Standards

TOPIX(トピックス)は、
Tokyo
Stock
Price
Index

SaaS(サーズ)は、
Software
as
a
Service

と、枚挙にいとまがありませんが、じつは私、略語系のネーミングが得意ではありません。元々こういう思考力が弱いのと、出来上がりがどうにも記号っぽくてあまり愛着が持てないからなのかもしれません。

ただ一切試みないかというとそんなわけではなく、テクノロジーがらみの商品やサービス、新しい仕組みやビジネスモデル、イベント名などの依頼がくると、ちょっと試してみようかしらと思うときがあります。

略語系のネーミングは、上の例で紹介したように音の調べと響きが大事です。それらが気に入った案ができると候補の1つとしてプレゼンテーションします。なんと採用されることもあります。例えば、このように。

TEX(テックス)

CEL(セル)

DXO(ディクソー)

ネーミングのお題は、上から順に「学生向けのリーダーズ・キャリア・キャンプ」「新任役員・執行役員を対象とした創発型ラウンジ(朝活)」「ティール的な自立自走型組織をつくるためのフレームワーク」。

さて、この3つのネーミングは、どんな単語の組み合わせからできた略語か。おわかりになるでしょうか。

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

1件のコメントがあります

  1. 正解は、こちら。

    TEX True Experience

    CEL CELM Emergent Lounge
    → CELMは社名なので、ちょっと難しかったですね。ごめんなさい。

    DXO DigitalTransformation Organization
    →Digital Transformationの略がDX。Xの理由は、「Trans」を「X」と略すことが英語圏では一般的なためです。あとDには、「Design」「Data」の意味も込めています。

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