第1回 「イマ」を嘆くか「ミライ」を見るか

このコラムについて
世の中の情報は99%が「現在」または「過去」のものでしょう。たった1%の未来情報をつかめる人だけが、自分のキャリアやビジネスを輝かせるのです。でも、未来情報なんか手に入らないよ!と思ったアナタ。ご安心を。もしアナタが古い体質の会社に勤めているなら超ラッキー。そんな会社の経営者ならビジネスがハネるかも。

未来コンパスが、あなたの知らない未来を指し示します。

 第1回  「イマ」を嘆くか「ミライ」を見るか 

朝から晩まで新型コロナウイルスのニュースに辟易し、いつになったら緊急事態宣言が解除されるのだろう、と先の見えない日々にお疲れの読者の皆さん!
私も、大好きなサッカーやゴルフが開幕せず、Facebookがオススメするスーパープレー集を思わず見入ってしまう今日この頃。居酒屋で生ビールを飲む日はいつになるのやら・・・。

でも、皆さん、ワイドショーやSNSをいくら見ても、コロナ後の準備はすすみません。今後、マーケットはどうなっていくのか、確かな未来情報にアクセスできる人だけがアフターコロナに成功できるのです。でも「未来情報なんて手に入らないよ!」と思ったアナタ。お任せください。未来コンパスがアナタに最適な未来情報をお届けします!

実は、公表されている情報で、未来を見通すことができるのです。
特許庁が公開している発明(特許)やデザイン(意匠)、ネーミング(商標)といった知的財産は、未来情報の宝庫です。
公開されるまでにタイムラグはありますが、その多くが、出願時点で「世界中の誰にも知られていない」情報ばかり。なぜなら、それが権利を得る要件だから。企業がどのような製品をリリースし、どのようなサービスを世に出そうとしているか、よくわかります。
一次情報であるという点もポイントが高い。憶測ではなく、企業自らが発する確かな情報なのです。
つまり、知財の情報には、企業がこれから歩むであろう未来が示されているのです。しかも、このことを知っている人は殆どいません。知財に精通している弁理士は総人口の0.01%程度です。

これまで知財に縁がなかったアナタは超ラッキー。それを活かせる経営者であれば、ビジネスがハネるかも。あなただけの「小さなブルーオーシャン」がそこにあります。世の中の1%も知らない未来の情報を、毎週お届けしていきます。

 


 この記事を書いた人  

八重田 貴司(やえだ たかし)

外資系企業/法務・知財管掌。弁理士。
会社での業務とは別に、中小・ベンチャー企業への知財サポートをライフワークとする。クライアント企業が気づいていない知的財産を最大化させ、上場時の株価を上げたり、高値で会社売却M&Aをしたりと言った”知財を使って会社を跳ねさせること”を目指す。
仕事としても個人としても新しいビジネスに興味があり、尖ったビジネスモデルを見聞きするのが好き。

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