コミュ障経営者のギモン その31「無駄無駄無駄無駄ぁぁ〜!」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

無駄無駄無駄無駄ぁぁ〜!

お客様とのやり取りもチャットが増えましたよね。

僕はコミュ症なんで、電話とかドキドキするからチャットのような非同期型コミュニケーションの方がありがたいんです。

もちろん、会社の電話が鳴って、出ることもありますが、僕って相手の名前をなかなか覚えられないんですよね。

メモするわけですが、僕の字って象形文字みたいである種の芸術性を帯びてるっていうんでしょうか・・・

まぁ、簡単に言うと下手すぎて読めないんです。

後でメモを見直しても、書いた本人ですら何を書たかわからない始末・・・(汗)

そういうこともあって、電話は本当に苦手なんです。

だから、メールやチャットって本当に助かるんですよ。

先日、友人からセミナーの案内がチャットで届いたんです。

そのチャットの文末に「後でお電話します」って書いてあったんですよね。

僕は電話なんかされたくないから、焦っちゃってね。

「内容は理解できたし、電話は不要ですよ!」って即レスしましたよ。

でもね、こういうのって、チャットだけで十分に伝わる内容なのに、「なぜわざわざ電話する必要があるのか?」ってことなんです。

僕に内容を伝えたいだけであれば、チャットでその目的は達成されています。

だから別の理由なんでしょう。

例えば、その友人は「なんだか営業っぽい」という罪悪感みたいなものがあって、「そんなつもりじゃないんだよ」という気持ちがあって、電話でフォローしたかったのかもしれません。

または、電話でしっかりとクロージングしたかったのかもしれません。

まぁ、でも、客観的に見たらこのケースは紛れもなく営業なんですけどもw

仮に、営業目的のチャットであろうと、僕からしたら友人との関係に全く影響はありませんけど。(やたらしつこいと微妙ですけど・・・)

営業の内容(このケースではセミナーの案内)に興味があるかないかって話だし。

一応、僕の仕事に関連する内容でしたから、友人も案内しやすかったんだと思います。

ところで、電話って丁寧に思えますが、様々なコミュニケーション方法がある中で、今やかなり一方的に感じるんですよね。

電源を切るなどしておかないと、有無を言わさず呼び出されますからね。

それと、なんか無視しづらいですしね(汗)

それでいて、出たら最後、話を聞かないといけないじゃないですか。

自分のペースで使っていた時間に、突然他人がその人都合で踏み込んでくるような感覚なんですよ。

自分の時間軸がブツッと切られるような感じがして僕は苦手なんです。

じゃあ、Zoomなどの会議どうか?
時間が設定されているだけマシですが、内容によってはチャットでいいじゃん・・・ってことは少なくないですから。

コミュ症の僕はね、同期型コミュニケーションって極力避けたいんですよw

一方、非同期型のコミュニケーション(チャットやメール)って自分のタイミング、ペースで返せるのが良いですよね。

僕、このメディアでも度々申しておりますが、諦めの良い海馬が脳におりまして、その海馬が記憶することをすぐに諦めるんですよね。

だから、即レスしないと、メッセージが届いているって事実がこつ然と無くなっちゃうんです・・・

「返信いつも早いですね」なんて言われますが、全部海馬のせいなんです。

なんて好き放題言ってますけど、昔はチャットも電話もなかったわけですよ。

例えば、江戸時代だったら「飛脚」とかが通信手段だったわけです。

さらに速度が求められる場合は「旗振り通信」を用いたりね。(江戸時代中期から明治初期)

文字通り旗を振っていくつもの旗振り場を中継し、バケツリレーのように情報を伝達するわけです。

旗振り場の間隔は14から22キロほどだったそうで、そこから計算すると旗振り通信の速度は時速720kmにもなったのだとか。

これだけ見ると結構な速度ですよね。

まぁ、今や情報伝達は極論光の速さでできちゃうので、足元にも及びませんけども。

すごい進歩ですよね。

では、普段、チャットやSNSで発信している内容を、飛脚や旗振り通信を使ってまで伝えるか?って考えると・・・

随分無駄なことを発信していませんか?

僕なんて「今、食べたいものリスト」とか、本当にどうでもいいことを夜中に投稿するんですが、江戸時代であれば夜中に旗振り通信(夜は松明を使ったのだとか)の人を叩き起こして、「ハンバーグが食べたいって送ってくれたまえ」って言うわけでしょ。

さらに、「どちらに旗振りましょう?」って聞かれたら、「全方面にだよ!」って答えてるわけでしょ。

旗振り通信の人からしたら、頭おかしいやつですよね。
そもそもハンバーグって何や?ってことなんですけど。

人間って便利になると、ドンドン無駄なことしますよね。

それとも、無駄なことするために便利にしてるのか?
一体どっちなんでしょうね。

うーん・・・

・・・

・・・

そのうちコミュ症経営者は考えるのをやめた。

著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

「広告費を削減したい」「競争に巻き込まれない商品を手に入れたい」という経営者のみなさま。発想をスイッチして、「新しい商品」と「新しい顧客を」つくってみませんか?

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