【読むPodcast | マネトレ21-後半】「財務コンサルタントの仕事」第89回

大久保さんは就活で何を思い、なぜ税理士になったのか。財務コンサルタントとしての仕事の楽しさ、コンサルタントの仕事内容についてお話されています。(音声はこちら

>>>大久保圭太氏のプロフィール

大久保

多分、俺、家追い出されると思ったから、今からまた勉強するっつったら。で、案の定追い出されたんだけどさ。だから良かったなと思って、科目別でね。それで税理士とった。

円道

じゃあ、税理士事務所で働きながらいったんは勉強して税理士とったんですか?

大久保

コンサル会社にも行っててとったけど。時間かかったけど。で、税理士事務所行って「ああ、この仕事はなくなるな」と思ってコンサル会社に行ったって感じ。

円道

一応その辺はやっぱり動物的嗅覚があるんですか。

大久保

動物的っていうか、俺、新卒っていうか、ほとんど何も知らねえ24歳じゃん?でもさ、ローカルだと「先生」って呼ばれてさ、テキトーなこと喋ってりゃ「ははぁ」みたいな。こんなんで良いとしたら絶対無理と思わない?普通に考えて。

円道

体感したことないんで分かりませんけど。

大久保

なんていうか、権力というかさ、なんかヤバい感じはしたよね。しかも、「このおじさんたち、そんなことも分かんないんだ」って思ったもんね。会計、俺、半年しか勉強してないけど、そんな俺に聞く?みたいな。

円道

そんな俺、先生になれちゃう。

大久保

「そんなん読んだら分かるやん」みたいに思って。こんなこと教えて偉そうにしてる仕事はなくなるなと。だから、これはネットがなかったからだなと思ったの。超ブラックボックスだったから、「条文読め」って言われて、俺、ネットで見てたら怒られたもんね、「ちゃんと本買って読め」って。「同じこと書いてあるよ」っつってケンカしたね(笑)

円道

どこでもケンカしてる(笑)

大久保

そう、それで辞めたんだよ、ケンカして(笑)馬鹿らしくて。

円道

毎回毎回オチあるんですね、いちいちキャリアに。

大久保

おじさんの事務所に行ってたからさ。

円道

おじさんとケンカしたの?

大久保

そうそう。最終的にね。いやいや、違う違う、このままじゃこの仕事はなくなるっつってんの。

円道

で、コンサル会社行って?PwCですよね。

大久保

そう。でも、まだなくなってないんだよね、おじさんの会社(笑)すごいよ、10人ぐらいだけどさ。

円道

結構いるんですね。

大久保

もう辞めて5年とかだけど、誰も辞めてないし誰も入ってきてないからね、すごいよね。化石だよね。

円道

化石(笑)親戚ディスって大丈夫ですか?(笑)

大久保

聞いてねーからいいよ(笑)

円道

なんか怖いわあ。まあ、そんな感じなんですね。

大久保

まあ、そんな感じで。

円道

で、馴れそめはちょっと分かってきましたけども、今の仕事をしていて楽しいのはどんなときですかと。

大久保

だから、ああ、そうそうそう、楽しいこともあったんだよ。例えば……

円道

他人の家に土足で入って財布の中見れるみたいな?

大久保

そうそう。そういうこと。だって、俺、ローカルの事務所やってたときにパン屋のおやじ起こしに行ったもんね、朝。

円道

どういうことですか?ああ、バイク乗って?

大久保

そうそう。社長が、なんかほら、この前言ったっけ?

円道

言いましたよ。良い話でしたよね。

大久保

ああいうのが面白いなと思って。コンサルやって、お客さんの問題をちゃんと自分の問題として解決できることだよね。それがやっぱ一番面白いよね。

円道

なんかちょっと声のトーンが変わってカッコイイ感じになってきてる、今日。なんですかそれ。

大久保

え?いやいやいや、声のトーンじゃなくて。やっぱ再生やってたからさ、コンサルって俺嫌いなんだよね。

円道

え?

大久保

コンサルってさ、言うだけじゃん?じゃあオメーがやれよって思わない?でも、再生のコンサルは、ちゃんとやってる人は、ちゃんとやんないと相手が死ぬからね。っていうので覚悟決まってくると面白いよね。絶対解決しなきゃいけないと思うから、士業として他と違うところはそこなんじゃないの。コンサルとは思わないけど……

円道

常に、覚悟してるみたいな?

大久保

絶対解決できると思ってるから、解決したとき気持ち良いよね。解決できないことはないでしょっていう。解決しないってことも含めてね。「永遠の課題ですよ」って言うとぶっ飛ばしたくなるね。永遠の課題なんて課題じゃないよね、解決できないことなんだから。

円道

課題じゃないことにしちゃったほうが良いですよね。

大久保

そう。だから、ちゃんと問題を捉えて解決すんのは楽しいなと思うけどね。

円道

今の仕事をしていて楽しいことですね。なんか神髄いきましたね。

大久保

うん。他に何かある?

円道

「なんで税理士になったの?」はお答えいただきましたもんね。

大久保

だから、だいたいノリで生きてんですよ(笑)

円道

そういうふうに括られちゃうと、ちょっと逃げられた感ありますけどね。

大久保

え、なんで?

円道

どうなんですか、でも、世の中に色んなコンサルタントいらっしゃるじゃないですか。大久保先生としては「こういうコンサルタントはたしかにコンサルだよね」みたいな、その辺の境目はどうなんですか?

大久保

まあ、でも色んなタイプあるからね。大企業向けとか、中小とか、ちっちゃい所とかね。まあ、でも、結果出してる人だろうね。だから俺は経営コンサルって言わないもんね。あくまで財務屋だから。財務のアドバイスでは結果を出してるけど、全般できるみたいな、なかなかその領域にはいかねーなと思ってるけどね。

円道

結果出してる人ね。

大久保

うん。

円道

財務コンサルにおける結果って、何が結果なんですか?

大久保

成長じゃん?

円道

ひとつは?

大久保

うん。成長だったり、出口に向かってちゃんとやってもらってるかっていうとこだとは思うけどね。

円道

実際たしかにM&A手掛けたり、IPO案件もいくつかありますしね。

大久保

まあね、まだまだだけど、やっていかなきゃなと思うけど。何のコンサルになりたいか、コンサルになる目的だよね。

円道

たしかにね。コンサルタントってどういうふうに認識すると良いんですかね。今の規模感の話もありましたし。

大久保

だから、大手でパッケージのコンサルみたいのをやりたければそっち行けば良いし。でも、士業も気にしてんのかね、コンサルで。

円道

ん?どういうことですか?

大久保

士業っていう軸も気にしつつコンサルなのかね。

円道

ああ。でも、大久保先生に質問くださってるぐらいだから、士業もちょっと気になってるんじゃないですか?

大久保
士業に囚われなければ良いコンサルになれると思うけど。資格とって「俺はそうだ」って言ってるとポンコツになるよね。ちゃんとお客さんの問題を解決するっていう立場を専門分野を通してやるっていうことでしかないよね。だから、シンガポールでもポンコツ弁護士に会ってきたけどさ、なんかさ、使えねーんだとにかく専門家は。「それは私マターじゃない」みたいな。誰に聞いたらいいの?みたいなのいっぱいあるよね。困るよね。そういうのをちゃんと解決、だから、自分の知恵じゃなくてもね、調べりゃ分かんじゃん?だいたい。と思わん?
円道

ググれば?

大久保

ググれば分かんだからさ、ググって準備しとけよって思うよね。

円道

そういう意味ではそうか、士業の川を越えた……

大久保

俺、「資格とったら資格のこと忘れろ」って教わってたから、それは良かったよ。

円道

なんか良い師匠についてますね。

大久保

でも専門分野は強いから、コンサル目指す上で何某かやっぱ専門のところがないとあんまり相手されないよね。

円道

良い話を今日はお聞かせいただきましたね。

大久保

そうか?

円道

こういう話がたまにあると良いです。ぜひ学生の方もバーにね。いいんですよね?

大久保

いいんじゃない、二十歳超えてるもん。

円道

ああ、そうか。今就活中だから多分21・2ですよね。ぜひ9月6日にColorzバー、オープンされるそうですのでぜひお越しいただいて。そのままインターンすれば良いんじゃないですかね。

大久保

インターン?資料作らせる?

円道

エクセル、エクセル。

大久保

(笑)

円道

というわけでやってまいりました。今日のこの話を聞いてご質問ありましたら、ぜひお待ちしております。本日もありがとうございました。

大久保

ありがとうございまーす。

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