【読むPodcast | マネトレ39-前半】「なぜ税理士は資金繰り表をつくらないのか」第119回

新刊をご覧になった方からのご質問にお答えします。前半では、ページを指定しての具体的な質問です。「予算」と「実績」の違い。皆さんはピンときますか?Amazonのリンクはこちら(音声はこちら

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円道

こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、本日もよろしくお願いいたします。

大久保

お願いしまーす。いや、本がさ。

円道

本が出ました。おめでとうございます。

大久保

ありがとうございます。

円道

なんか、いい感じじゃ?

大久保

3日4日ぐらい「金融・ファイナンス部門」で、おかげさまで1位とってたんですけど。

円道

マジですか!?1位ってすごいですね。

大久保

いや、でも、なんか強いのいてさ。

円道

誰ですか?

大久保

何だっけな、忘れちゃった(笑)

円道

ライバル視してください。

大久保

いやいや、でも無理じゃん。金融・ファイナンス部門って広くね?と思って。なかなか広いじゃない?

円道

ですね。いまだとどういうのが?

大久保

あれだ、「大学4年の金融学が10年間ざっと学べる」って。俺も読みてえなと思って(笑)

円道

やられてるじゃないですか(笑)

大久保

で、そしたら次の日「経理・アカウンティング部門」に移ってたの。余裕だと思うじゃん?そしたら、なんと。

円道

何がいるんですか?

大久保

Excel。

円道

は?

大久保

なんか「最強のExcel」みたいな。

円道

財務関係あるんですか?会計か。

大久保

経理・アカウンティングだからさ、部門。今回財務じゃないじゃん?経理っぽいじゃん?

円道

はいはいはい。

大久保

で、その中のさらに財務諸表みたいのに移してくれて。Amazonが勝手にやるんだけど。

円道

こっちで設定できないんですよね、カテゴリーは。

大久保

そうそう。それで勝手にやってて、そっから1週間ぐらいずっと1位とってて。

円道

へぇ~。やりますね。しかも総合ランキングも結構よかったですよね。

大久保

1回結構いったね。70ぐらいいったけど。

円道

編集者の方から連絡来て?

大久保

そう。

円道

そっちから連絡来るんかい!と思いながら(笑)

大久保

編集者も愛してるからね、この本をね。

円道

そうらしいですね。売れてると。

大久保

爆発的に売れる本じゃないけど、徐々に。

円道

いい感じなんですね。

大久保

ちょっとみなさん、レビューを5で。って言うと1とかつきそう(笑)

円道

操作?(笑)それ一番やっちゃいけないやつだわ。

大久保

操作じゃないよ(笑)5と思った人は書いてほしい。

円道

何それ(笑)

大久保

2と思った人は書かないでほしい(笑)

円道

ああ、そういうこと(笑)

大久保

問題ないでしょ?べつに。

円道

いまレビューあるんですか?

大久保

レビュー2件あるよ。

円道

へぇ~。見てないな。ディスられてない?

大久保

ディスられてないね、いまんとこ。

円道

じゃあ、ぜひ1件ぐらいディス。

大久保

おい!(笑)いきなり?

円道

俺だったりして。

大久保

「60分でわからない」って?(笑)

円道

「意外とムズい」みたいな(笑)

大久保

ムズくないって。

円道

いや~、意外とぜんぜん60分で読めないですよ。

大久保

いやいや、やめてくれる?営業妨害。

円道

失礼しました(笑)

大久保

しかもさ、2年以上も財務アタマの相方やってて「わかんねえ」って、よっぽど頭……

円道

財務アタマ、みじんもわかってないですもん。

大久保

(笑)

円道

もうぜんぜんわかんない。

大久保

ミジンコ並?

円道

うん。超難しいもん。

大久保

きちんとわかってほしかったんだけどさ(笑)

円道

失礼しました。やっぱ財務は難しいですね!

大久保

雑だな、おい(笑)

円道

(笑)

大久保

これ、財務じゃないから。経理。

円道

ああそうか、財務じゃないのか。

大久保

そう、財務じゃないの。会計だから。

円道

そっかそっか、そういう観点で?

大久保

そうそう。

円道

だからわかんないんだ。

大久保

でも最低限わかっておいてほしいよね、会計ぐらい。

円道

いや、韻は踏まなくていいんでね(笑)「関係ねえ」ですか?

大久保

会計ぐらいで。

円道

じゃあ、そんな流れで、書籍の話をしますと書籍の質問が来ると。

大久保

ありがとうございます。

円道

毎度おなじみなので。

大久保

そうそう、おなじみの。

円道

はい。というわけで、よろしいでしょうか。

大久保

はいはい。

円道

メインコンテンツにまいりたいと思います。

大久保

メインコンテンツじゃないって。報告。近況。

円道

ああ、そうですね。レポ。

大久保

レポ。

円道

レポ。

大久保

うっせーよ!

円道

おお!いまのヤバいやつだ。本気怒り。

大久保

なんで急にタメ口きいたの(笑)

円道

失礼いたしました!身を引き締めていきたいと思います。
「資金繰り表の重要性はわかったのですが」というところから始まっております。書籍の図10を見ますと「予算」と書いてあります。これはどういう意味でしょうか?実績の管理ではないのでしょうか?また、なぜ税理士の先生は資金繰り表を作成してくれないのでしょうか?財務諸表を見て毎月話すよりも、資金繰り表を見たほうが事業のイメージなどしやすく相談できると思うのですが、大久保先生はこのあたりどのように考えているのでしょうか?ご意見をお聞かせください。

大久保

おぉ、いいところに気づきましたね。

円道

一応はじめて聴かれる方もいらっしゃるかもしれませんので。ダイヤモンド出版から出ました「財務諸表は三角でわかる 数字の読めない社長の定番質問に答えた財務の基本と実践」。

大久保

そしたら全部録り直さなきゃいけないぐらいあれだね。

円道

まあ、改めて。

大久保

はじめての人はいないやろ。

円道

そうですか?あり得るから。……の書籍の図10ということで、ページで申しますとP30。お持ちの方は見ていただきたい。

大久保

「予算」って書いてあるってこと?

円道

まず資金繰り表は何かって、簡単に説明……

大久保

ああ、ホントだ、「予算」って書いてある。「実績」でもよかったけどね。

円道

違う違う。番組終わっちゃいます。

大久保

(笑)資金繰り表は、基本的には財務の世界でよく言う未来の話がメインになるとは思うんだよね。この先どうなっていくかっていうことを管理するのが、おそらく資金繰り表のいちばんの意味というか。だからあえて「予算」って書いたんだけど。

円道

なんか書籍で読むより、やっぱいいですね。

大久保

だから、さっき言った財務アタマはこっちのアタマなんで、予算のね。だけど会計は、実績だったら会計と連動してるんだけど、あえて予算というか、これから先にどうなっていくのかってことをキャッシュフローで管理すると。で、これ、やるにはP/Lも必要なのよね。なのよねって(笑)先のいわゆる予算とか事業計画があって、P/Lをつくって、毎月の、そうなんだけど、資金繰りがやっぱ大事じゃない?P/Lがあって、そうなったときにちゃんと資金が回るのかっていうことを確認するために資金繰り表をつくるので。

円道

その事業がP/Lとして成り立ったときに、B/Sがちゃんとどう資金繰りとして回るのかを管理するのがコイツなんですね。

大久保

そう。さすが財務アタマはわかってるんですね(笑)だから、B/Sは一時点だけど資金繰り表は流れだから。これをもっと言えば、再生とかだと日繰り。

円道

日繰りなの?

大久保

そうそう。これは月次でやってるけど、日ごとにやっていかないといけなかったりする世界もあるわけだね。「15日足んねえだろ」みたいな。だから、どのレベルで管理が必要なのかってことによるんだけど、えーと、質問なんだっけ?予算が……?

円道

「『予算』と書いてあるんですけど、なんで実績じゃないんですか?」っていう質問ですね。

大久保

実績のほうは会計のキャッシュフロー計算書……そうだね、だからこれ、ホントは実績のほうがいいのか、本的には。まあいいや(笑)実績は結構いい加減だと思うよ、俺。

円道

といいますと?

大久保

何て言うか、会計ソフトから資金繰り表って一応出るようになってんだけど、結構設定をちゃんとしないと、ちゃんと出ないのよ、資金繰り表。

円道

グチャグチャになってるんですか?

大久保

「その他」にいっぱい入ってるみたいな。

円道

ああ。「その他経費」とかに?

大久保

それってたぶんどの会計ソフトでもそうなんだけど、要は必要ないからだよね、あんまり。

円道

要はそれって、ちゃんと仕訳られてないってことですか?

大久保

そうそう。設定が難しい。要はB/S・P/Lをつくるためにできてるソフトだったから、そこからキャッシュフロー項目をどう拾ってくるかってことなんで。なので実績をつくらないというか、あまりつくれないんだろうね。

円道

そういうもんなんですね。

大久保

うん。だから、会社がちゃんと資金繰りをつくって更新していく、要は入ってきたら入ってきた金額を入れたり、支払ったら支払った金額を入れたりすれば正しいものが出るんだろうけど、割と合わないよね。要は何が言いたいかって、キャッシュフロー計算書つくってないから、中小企業は。だから資金繰り表の過去もつくれてないっていうこともあるんじゃないかなとは思うけど。

円道

普通、いわゆる上場企業とかですと、資金繰り表もあったうえでキャッシュフロー計算書ですか、C/Sもつくるけど、中小は両方つくってないということですか?

大久保
いや、違う違う。中小は実績を置き換えてない可能性が高いってこと。特に資金繰り表も、こんなにちゃんと予算とかできてないところが多いから、事業計画つくってないから、今月の銀行ごとの残高の動きみたいな予測を入れてて、こういうふうにまとまってなくて、たとえば「りそな銀行で支払いがある」みたいなのが入ってて、「入金があるからこれを払えるね」とか「資金移動しなきゃね」みたいなのは経理がやるじゃん?
円道

この図10の売上ですね。現金売上。

大久保

そうそう。で、4月に売上が400売掛金立ったら5月の入金に入れなきゃいけないじゃん?で、原材料も4月で、これ、P/Lだと翌月払いなら80立ってるんだよ、たぶん。で、翌月に80払うみたいな。これ、見てない人はまったくわかんない(笑)

円道

そうですね。

大久保

すいません。

円道

これ、もう見てる前提でお願いいたします。

大久保

だから、ちょっとP/Lずらさなきゃいけないから。

円道

資金繰り表、そういう意味でいうと実態に合わせるんですか?どのタイミングでどこに計上するかっていうのは、会計上のルールでのってるんですか?

大久保
会計上じゃない。ホントに入るもので。
円道

ホントに入るやつですね。

大久保

会計上のルールがP/Lで、キャッシュインするのかっていうのを資金繰りにちょっと変換して入れていかなきゃいけないから、ちょっと高度かもしれないね。

・・・後半へ続く・・・

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