【大手の作法/032】 ITツール活用にご注意あれ

オンライン飲み会のマナーとは?

たかまりのお客様の多くは大手企業さん。
徹底されたリスク管理や社内の自粛ムードもあり、この7月にいたっても、
夜の街にご一緒することはなかなか難易度が高いのです。

そんな状況ですので、オンラインでの飲み会に
ご一緒することが増えています。

つい先日。
大手サービス業、Y人事部長とオン飲みの機会が。

テレワークで減少した社内コミュニケーションの促進などの狙いもあり、
新人歓迎会、異動送別会、プロジェクトの
キックオフなどなどの社内オン飲みが増えているとのこと。

Yさんに、そこでのマナーを教えていただきました。

ワタクシ。新橋飲み屋でのお作法は
得意としていますが、
大手のオン飲みのお作法はまだまだひよっこ
ですのでしっかりメモをとりました。

以下、マナー・ルールとのこと。
・進行役の設置
(スムーズな進行。話題提供役)

・参加者全員が個別のオンラインで参加
(同一場所だけの盛り上がり防止)

・不参加の理由は聞かない
(断る理由を考えるストレス軽減)

・途中参加、離脱、離席もご自由に
(参加のハードルを下げる)

・お酒を飲まなくてもOK
(アルハラ防止)

・終了時刻を厳守
(ダラダラ防止、パワハラ防止)

確かに、オンラインだと時間に融通が利きやすい分。
断るのが難しかったり、
自宅だからこそ、他の用事が急に発生することだってあります。
ハラスメント防止にもなりますね。

後日。
同社の若手Iくんに聞かせてもらいましたが、
せっかくzoomなどのITツールを活用して飲み会をやるのだからと。
「スケジューリングや出欠管理もITツールを使ってやりましょう!」
と気を利かせたところ。
簡単便利なツールでもオジさまたちには
小難しいようで。。
3割強の方々から「電話かメールで確認してこいよ」との注意をいただいたよう。。

オジさまへのIT活用にはご注意を笑

 


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

感想・著者への質問はこちらから