小さなブルーオーシャンを追え
第10回『与沢翼のネットリテラシー』

株式会社ソルナが開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第10回『与沢翼のネットリテラシー』

 

安田

与沢翼さん知ってます?

三澤

秒速で1億稼ぐ男ですよね。

安田

はい。悪口になっちゃうんですけど、「金は持ってるけどデブで醜い若者」というイメージが、ずっと僕の中にありました。

三澤

いや、それは世間のイメージそのものですよ(笑)

安田

だから、まったく興味なかったんですけど。

三澤

最近、興味を持ちだした?

安田

はい。あるときツイッターで見かけまして。ちょうど減量し始めた頃だったんですよ。

三澤

リアルタイムで見てたわけですね。減量ツイート。

安田

思わずフォローしちゃいましたね。

三澤

フォローされたんですか?

安田

はい。「もしかしたら、こいつ凄いんじゃないのか」と思い始めて。フォローせずにはいられませんでした。

三澤

凄いやつでしたか?

安田

だんだん「こいつ」とか思うことも憚られてきて。「この人」ぐらいになって行きました。

三澤

だいぶ出世しましたね(笑)

安田

いわゆる情報商材の、はしりみたいな人じゃないですか。

三澤

まさに、そんな感じですね。

安田

ほとんど詐欺に近いようなイメージだったんですけど。

三澤

実際そういう人が多いんじゃないんですかね。

安田

でも、発信してることとか、結構まともなんですよ。

三澤

もともと彼って、すごい頭がいいですよね。

安田

頭いいでしょうね。

三澤

はい。地頭もいいし、学歴も確か早稲田です。体重はたぶん60キロぐらいになってますよね。

安田

そうなんです。しかも2か月ぐらい断食して、水しか飲まずにハードな筋トレやって。まず根性がすごいです。

三澤

税金未納で会社つぶれたみたいですけど、短期間で復活されましたね。いま、たぶん50億ぐらいキャッシュと資産持たれてる。

安田

投資で増やしたみたいですね。

三澤

はい。元になる資金をどうやってつくったのかは、ちょっと謎なんですけど。

安田

でも、すごいスピード感ですよね。

三澤

ネット業界に与沢翼が出始めた頃も、そんな感じでしたね。2010年ぐらいかな。

安田

三澤さんが今のビジネスを始めた頃ですよね。

三澤

我々もネットでビジネスをやろうと、思い始めたときでした。与沢さんの書籍も買いましたね。

安田

当時の本ですか?

三澤

はい。

安田

最近また新しい本を出してて。私は読んでないんですけど、ものすごく売れてるみたいです。

三澤

確か10万部ぐらい売れてますね。

安田

Twitterのフォロワーもすごいですよ。

三澤

フォロワーを増やすのも、とても上手です。

安田

私の予想では、堀江さん、前澤さんと来て、次は与沢さんが来るかなと。

三澤

相当、与沢さんを買ってますね。

安田

以前の与沢翼とは「まったく違う人物像」をつくってますから。また何かでブレイクするんじゃないかと注目してます。

三澤

でも、ゴールが見えないですよね、与沢さんって。

安田

本人は「投資家」って言ってますけど。

三澤

たとえばアメリカに有名な投資家がいるじゃないですか。

安田

ウォーレン・バフェットさん。

三澤

「ああいうふうになりたい」っていう発言も聞いたことないですし。

安田

バフェットという名前は出してないですね。でも、たぶん世界のトップレベルの投資家を目指してるんだと思いますよ。

三澤

一般の人たちを相手にして、散々失敗したからでしょうね。

安田

なぜ失敗したんですか?

三澤

そもそも、ちゃんとしたビジネスになってなかったんですよ。見切り発車みたいな。

安田

情報商材って、そういうものじゃないんですか。中身がないというか。

三澤

まあ、そうなんですけど。それにしても商品そのものが不完全すぎた。自分自身のブランドに頼っちゃった。

安田

じゃあ、商品が良ければ結果は違ったと。

三澤

ちゃんと商品をつくってれば、また違ったと思います。ただ、そういった人たちを相手にしてると、どのみちたたかれるじゃないですか。

安田

まあ、そうですね。

三澤

そういうのに嫌気がさしたんじゃないですか。株とか不動産は数字の世界なので。

安田

本人はそう言ってますね。もう普通のビジネスはやらないって。投資は人と関わらずに生きていけるんで。

三澤

もともと彼は理系だし、数字を扱ったり考えたりする力って、ものすごく強いので。

安田

理系なんですか?

三澤

はい。

安田

論理的思考力は、すごく高いと思いますね。

三澤

短期間で専門的な知識を学ぶ力もすごいですよ。プレゼン能力もありますし。

安田

やっぱり学習能力も高いんでしょうね。努力もすごいですけど。

三澤

執着というか、根性というか。

安田

彼の言ってることは一貫してるんですよ。誰にも気兼ねすることなく、ひとりで投資して生きていきたいんだと。

三澤

みたいですね。

安田

でも、それだったらツイッターやる必要ありますか。本とか書く必要ありますか。印税なんて、彼にしてみればたかが知れてますよ。

三澤

英雄になりたいんじゃないですかね。

安田

英雄ですか?

三澤

お金だけじゃ満足しないっていうタイプなんじゃないですか。自分が短期間でここまで来たっていうのを、みんなに知ってほしい。

安田

なるほど。

三澤

戦後には、フィクサーみたいな凄い人がいたじゃないですか。

安田

白洲次郎みたいな。

三澤

はい。そのためにはお金だけではなくて、やっぱ名声も欲しいっていう。

安田

そうなんですかね。

三澤

はい。だからテレビにも出てますよね。

安田

ちなみに、ネットリテラシーという観点でみると、与沢さんはどうなんですか?

三澤

結構上手だと思いますね。

安田

堀江さんとZOZOの前澤さんと与沢さんだったら、どのような順位をつけるんですか?世間的には堀江さんが断トツっていうイメージですけど。

三澤

巻き込む力とか、影響度とかを考えたら、やっぱり前澤さんが一番ですね。

安田

堀江さんより上ですか?

三澤

5年前はホリエモンかもしれませんけど。いまこの瞬間でいったら、もうぜんぜん前澤さんですね。

安田

へぇ。

三澤

そもそも堀江さんって、ああいうふうになりたくない人だろうなと。

安田

「ああいうふうに」っていうのは?

三澤

堀江さんは自分のファンとか、自分を好いてくれる人と、やりたいタイプ。

安田

前澤さんは違うんですか?

三澤

前澤さんは引き込むじゃないですか。「嫌いでも、いつか好きになるかもしれないよ」って感じで。そういう意味では懐が深いネットの使い方をしてる。

安田

なるほど。

三澤

与沢さんの場合は、やっぱり順位で言うと3番目でしょうね。

安田

ここから伸びてくる可能性はありますか?

三澤

リテラシーが高いので。結果を出せばカリスマになる可能性はあります。「日本人初のバフェットだ。私も弟子にしてください」みたいな。

・・・次回へ続く・・・

ネットをみれば人物もわかる

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