特別になる方法

特別になる方法  

映画俳優や、プロスポーツ選手、
全国区のお笑い芸人のように、
誰から見ても「特別な人」というのは存在する。
彼らは特別。一般人とは違う。
そう考えること自体に問題はない。
問題なのは自分自身の存在を、
この種の人間と対比して捉えてしまうことだ。

自分は特別ではない。
自分は普通の人間である。
自分は一般人だ。
そう考えることによって、
自分の存在価値を見失ってしまうのである。
人生とはドラマのようなものだ。
70~80年に渡って上映され続ける長い長いドラマ。
そのドラマは物心がついた時に始まり、
自分自身の死をもって終了する。

メインキャストは家族や恋人、親しい友人。
サブキャストは会社の同僚や、親戚、近所の人など。
それ以外はみんなエキストラだ。
ドラマには有名タレントも登場する。
だが彼らはこのドラマにおける主役ではない。
彼らの役割は特別なエキストラ。
絵画や置物のような存在とも言える。

人生というドラマは人間の数だけ存在する。
もちろん、ひとつとして同じドラマはない。
一人ひとりが、自分だけの物語を見ているのである。
見ている観客はたった一人。
自分自身である・・・

『[安田佳生メールマガジン] 2016.6.8 特別になる方法』より冒頭引用

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