出会いの捻り方

地球上には70億もの人間が存在するが、
実際に出会うことが出来る人はほんの一握りである。
しかもその出会いの99%以上は
一瞬のすれ違いに過ぎない。
会話レベルまで発展する出会いなど、
奇跡と言えるほどに少ないのである。

だがその出会いによって、人生は大きく変わる。
ある人間との出会いが
自分を不幸のどん底に落とすこともあるし、
反対に大成功へと導く場合もある。
ではそれは運(もしくは運命)
と言えるものなのだろうか。

いつ、誰と、どういうタイミングで出会うのかによって、
人生は180度違ったものになる。
その出会いは偶然なのか、それとも必然なのだろうか。
人は出会うべき人に必ず出会う。
一瞬早からず、一瞬遅からず。
若かりし頃、私にそう教えてくれた友人がいる。

彼との出会いも、きっと運命だったのだろう。
私はそれ以来、
出会いの必然を前提として生きることにした。
70億の中から選ばれた奇跡的な出会い。
その全ての出会いに意味があると考える。

それは神や奇跡を信じているからではない。
出会いという最高のチャンスを逃さないためだ。
映画でも、小説でも、現実でも、
起こっていることは同じ。
すなわち人生は、
出会いの生かし方によって決まるのである。

では、出会いを生かすにはどうすればいいのか。
その第一は、全ての出会いを必然だと考えること。
目先の損得や相性だけで出会いを軽んじる人は、
出会いを生かせない人である。
面倒くさい、お金にならない、好みのタイプでもない。
そういう出会いを簡単にスルーしてはならない。

全ての出会いを必然だと考える。
その次にやるべきは、出会いを捻ることである。
出会いを生かせない人は、
出会いによる価値をストレートにしか生かせない人。
この人はお金になりそうだ、この人とは気が合う、
この人は好みのタイプだ、というストレートな価値。
それは誰でも分かる価値。

一見価値の無さそうな出会い。
だが実は大きなチャンスを秘めた出会い。
それを生かせるかどうかが運命の分かれ道なのだ。
相手が出来ることを捻る。
私が出来ることを捻る。
相手が求めているものを捻る。
私が求めているものを捻る。

お互いを捻りあうことによって、
合わなかったはずの二つのピースがピタリと嵌る。
すると、関係なかったはずの出会いが、
運命の出会いへと変化する。
出会いとは知恵の輪のようなものだ。
何度も捻っているうちに、
ぴたりと嵌る答えが見つかる。

 


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