vol.93【『移り変わりを感じて』|ラベルの背後にあるものを読むと人生が変わる】

 この記事について 

自分の絵を描いてもらう。そう聞くと肖像画しか思い浮かびませんよね。門間由佳は肖像画ではない“私の絵”を描いてくれる人。人はひとりひとり違います。違った長所があり、違った短所があり、違うテーマをもって生きています。でも人は自分のことがよく分かりません。だからせっかくの長所を活かせない。同じ失敗ばかり繰り返してしまう。いつの間にか目的からズレていってしまう。そんな時、私が立ち返る場所。私が私に向き合える時間。それが門間由佳の描く“私の絵”なのです。一体どうやってストーリーを掘り起こすのか。どのようにして絵を紡いでいくのか。そのプロセスをこのコンテンツで紹介していきます。

『移り変わりを感じて』|ラベルの背後にあるものを読むと人生が変わる

言葉って、【ラベル】を瞬時に伝えられる。
便利だけど、危険な部分もあります。
思い込みで使ったり、聞いたりすると、危険です。
ラベルの後ろに本当に何かあるのか、何が必要なのか、見落として
しまうのです。

例えば、「自分らしく生きる」は自由で心地よいイメージを与えます。
同時に、その背後には、自分で自分を背負う気迫や、そのように生きるための種まきが必要になります。
周りとの整合性をどうとるかの、柔軟性もいるでしょう。

言葉を噛みしめて、「ほんとうにどういう意味か?」捉える。
そこに、ラベルの奥にある、本質が見えてくるのです。

絵でいえば、色や形が、ラベルの一つです。

例えば、「青色が好きなんだ」というラベルの奥に、
あるひとは家族との楽しい海での思い出、
誠実を感じたスーツの色、
人と出会った時に感動した青空など‥‥。
人とのつながりを大切にするパーソナリティが、表現されていたりします。

青がなんとなく好き、
というのはラベル。

一言では表せないパーソナリティまで気づくことが、
言葉の背後まで感じることです。

目にして感じるものの中に潜む、背後まで読む。
それを日々繰り返すことで、小さなブレークスルーの習慣が生まれます。

「ほんとうに気分良く生きるには、よくいきるために自分一人で思考し、試行し、判断し、決定できる能力を教える」

トップアスリートのコーチで、自分自身プロ野球選手だった吉井理人氏が述べています。

「もったいないラベルの貼りかたしてきました」と、絵のセッションで気づかれるのが、【空けるべからず】のラベル。なんと、そこには<才能>が蓋をされていたりします。「他人と違うからダメ」というラベルを、紐解いて紐解いて、深いところにたどり着きます。すると、「他人と違うから才能」に辿り着きます。

これは、青色のラベルの背後を読むよりもかなり高等技術になってくるのですが、原理は一緒です。色、かたち、構図など入り組んだ言葉にならないものの背後も読んでいきます。

 

 

今回完成した作品 ≫『移り変わりを感じて』

 

著者他の記事見る


 著者の自己紹介 

ビジョンクリエイター/画家の門間由佳です。
私にはたまたま経営者のお客さんが多くいらっしゃいます。大好きな絵を仕事にしようと思ったら、自然にそうなりました。

今、画廊を通さないで直接お客様と出会い、つながるスタイルで【深層ビジョナリープログラム】というオーダー絵画を届けています。
そして絵を見続けたお客様から「収益が増えた」「支店を出せた」「事業の多角化に成功した」「夫婦仲が良くなった」「ずっと伝えられなかった気持ちを家族に伝えられた」「存在意義を噛み締められた」など声をいただいています。

人はテーマを意識することで強みをより生かせるようになります。でも多くの人は自分のテーマに気がついていません。ふと気づいても、すぐに忘れてしまいます。

人生

の節目には様々なテーマが訪れます。

経営に迷った時、ネガティブになりそうな時、新たなステージに向かう時などは、自分のテーマを意識することが大切です。
また、社会人として旅立つ我が子や、やがて大人になって壁にぶつかる孫に、想いと愛情を伝えると、その後の人生の指針となるでしょう。引退した父や母の今までを振り返ることは、ファミリーヒストリーの貴重な機会となります。そして、最も身近な夫や妻へずっと伝えられなかった感謝を伝えることは、絆を強めます。そしてまた、亡くなった親兄弟を、残された家族や友人と偲び語らうことでみなの気持ちが再生されます。

こういった人生の起点となる重要なテーマほど、大切に心の中にしまいこまれてカタチにしづらいものです。

でも、絵にしてあげることで立ち返る場所を手に入れることができます。

>>著者へのお問合せはこちら

感想・著者への質問はこちらから