事例紹介
マッチバコ

長年、まさに「不動」のままだった不動産仲介業務の“価値”を進化させたプロジェクト。
株式会社ネクストホーム 様

クライアントは、東広島地区で賃貸仲介業務を行っている「ネクストホーム」さん。全国規模で賃貸仲介を行っている「ホームメイト」のフランチャイズ加盟店で、管理物件は3,000件超え。賃貸契約後の管理を行うことで得る安定収入はあるものの「物件はどこが仲介しても同じ」という状況をどうにか変えたい、ホームメイトのブランド力に頼らない「自分たち独自の価値を発揮したい」という思いから、BFIに依頼がやってきました。
バリュースイッチング 〜価値の再定義〜
バリュースイッチング
〜価値の再定義〜
「楽しい住まい探し」、ではなく、
「楽しい暮らしづくり」へ。
「楽しい住まい探し」、ではなく、「楽しい暮らしづくり」へ。
ネクストホームは「住まい探しをもっと楽しく」という企業ミッションを持つ。一見誰もが頷く理念であるがゆえ、見落としがちだが、じつは「住まい探し」に新たな楽しさを付加することには限界がある。
このことへの気づきが、実はこのプロジェクトの大きな分岐点だった。本当にやるべきことは「楽しい住まい探し」ではなく「楽しい暮らしづくり」なのではないか。住み始める前ではなく、住み始めた後を楽しくできることが、本当の意味で、この地区で家を探す人のためになるのではないか。
「部屋の仲介」から「暮らしの仲介」へ。これが、BFIが出した、新たな仲介業務の価値アイデア。



ロゴマークの展開案使用される場所・アイテムに合わせて、組み方を自由にできる仕組みに

コミュニケーション用ロゴとして、箱からモチーフが出るパターンも制作
バリュークリエイティブ 〜価値の見える化〜
バリュークリエイティブ
〜価値の見える化〜
「暮らし」と「街」を、
マッチングさせる、“マッチバコ”。
「暮らし」と「街」を、マッチングさせる、“マッチバコ”。
近くに広島大学がある東広島地区。学生を中心に多くの人が、毎年この街に越してくる。そんな時、ネクストホームがこの街のコンシェルジュ的な役割で、それぞれの人の新しい暮らしをサポートできたら。
部屋探しはもちろん、アルバイト探し、お店探し、仲間探し、イベント探し……様々な探し物と出会える、暮らしを楽しくできる空間を目指すというコンセプトを設定し、新しいショップ名は「出会い(match)がたくさん(much)詰まった街(machi)の箱」という意味を込めて「マッチバコ」というネーミングを開発。
この際社名も「マッチバコ」に変更しようか、そんな話になるくらい、新しい志のもと新たな価値をここから発信していこうという気概が生まれた。

ロゴカラーを反映させた実店舗
バリューマーケティング 〜人が集まる仕組み〜
バリューマーケティング
〜人が集まる仕組み〜
何よりもお店がいちばんの
大切なコミュニケーションツール。
何よりもお店がいちばんの大切なコミュニケーションツール。
いちばん大切なお客様との接点である「空間」から着手し、「マッチバコ」のオープニングイベントもプロデュース。新しいショップスタッフの呼び名も誕生した。この街の暮らしのことならなんでも、クラスメイトのように気軽に相談に乗る、その名も「クラシメイト」。
こうして、現場においての最適なコミュニケーションを設計することで、早くも様々な「いい出会い」が生まれている。「本当の意味で、この地区で家を探す人のためになる不動産屋になろう」そんなネクストホームの強い思いからスタートしたこのプロジェクト。だからこそ辿り着けた答えと言えるだろう。

店舗用コースター

トイレットペーパー

テープ

パンフレット

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