事例紹介
ピーマン

従来からある職種名をリネーミング。意図的な「違和感」で集客し、応募率アップを目指す
株式会社 ライズ 様



千葉県松戸市に拠点を置き、建設・土木業に特化した総合人材サービスを提供している株式会社ライズさん。施工管理技士や建築士などの資格を持った優秀な人材を、千葉・東京・埼玉エリアの建設現場に派遣する事業を行っています。
既に350名もの組織体制を作られているライズさんですが、建設現場の人手不足は深刻で、もっと多くのメンバーが必要になっています。とはいえ、求人広告を出すのにも大きなお金がかかりますし、簡単に応募が集まる状況でもありません。
現場のニーズには応えたい、しかし広告費を出すにも限界がある。なにかいい解決策はないかとBFIにご相談にいらっしゃいました。
バリュースイッチング 〜価値の再定義〜
バリュースイッチング
〜価値の再定義〜
客観的な視点で見ることで
気づかなかった「魅力」が見えてくる
客観的な視点で見ることで、気づかなかった「魅力」が見えてくる
そこでBFIは、あらためてインタビューを実施。どんな仕事をするのか、どんな人が向いているのか、そして、どんなメリットがあるのか。話を聞く中で明らかになっていったのが、「大手ゼネコンの正社員になるより、ライズさんで働くほうがよさそうじゃない?」ということでした。
ライズに雇用されながら、働く先は他社の建設現場。この派遣型の構図は、なんとなくマイナスポイントに見えがちです。しかし実際は、「他社の社員」だからこそのメリットがたくさんありました。
現場監督が常に悩まされる「納期」や「予算」には一切関わりませんし、勤務時間が決まっているから「残業」もほぼナシ。仮に現場で問題が起こっても、ライズさんには「取引先より自社社員」という考えが根付いているので、全力で守ってくれます。
つまり課題となるのは、「実はこんなに魅力的な仕事なのに、それが伝わっていない」ということです。そこを改善できれば、いまと同じ広告費でもより多くの応募を集められるのではないか。BFIはその方法として、「職種をリネーミングする」という提案を行いました。
バリュークリエイティブ 〜価値の見える化〜
バリュークリエイティブ
〜価値の見える化〜
仕事内容はそのままに、
「職種名」を新たに開発する
仕事内容はそのままに、「職種名」を新たに開発する

ロゴデザイン
この職種の新しい名前は、「PMAN(ピーマン)」。これは、野菜のピーマンのように、現場を「ピリッと引き締める」職種ということと同時に、 「P」roject「MAN」ager、そして「P」rofessional「MAN」を意味しています。

「P」roject「MAN」ager

「P」rofessional「MAN」
従来の、真面目で固いイメージの職種名を、「ピーマン」という、キャッチーかつ個性的な名前にすることで、求人広告の雰囲気もガラッと変えてしまおうという狙いです。
バリューマーケティング 〜人が集まる仕組み〜
バリューマーケティング
〜人が集まる仕組み〜
これからの集客に重要なのは
適度な「違和感」
これからの集客に重要なのは、適度な「違和感」
バリューマーケティングとしてBFIが提案したのは、「ピーマン」専用の募集LP(ランディングページ)の作成と、集客のための採用ソング。ただ「魅力的な仕事です!」と言ってもなかなか注目は集まりません。重要なのは適度な「違和感」。
「なんじゃこりゃ!?」と興味をもたせ、動画やLPを見てもらうことで「なるほどそういうことか」と腹落ちさせる。そんな流れを意識して作成しました。
