常識とは偏見のコレクションである。
これはアインシュタインが残した有名な言葉だ。
おそらくアインシュタインは、常識という名の偏見に
何度も押しつぶされそうになったのではないだろうか。
天才的な科学者であるアインシュタインは、
天才であるが故にその理論がとてつもなく飛躍している。
飛躍し過ぎた理論には、普通の人間はついていけない。
その結果、「常識的に考えてそれはおかしい。あり得ない」
などという反論が巻き起こるのである。
そもそも科学とは100%論理の世界である。
論理的に証明されれば、
それは科学的に「正しい」ことであるはずだ。
にもかかわらず科学者は、
「常識的に考えて」という非論理的なフレーズを使いたがる。
論理的に考えれば、常識的な結論に行き着くはず。
その先入観を、アインシュタインは
「偏見のコレクション」と断じているのである・・・・
– 『[安田佳生メールマガジン] 2016.1.6 引き換える要素』より冒頭引用
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