マイナス金利がもたらすもの

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私は経済学者ではないし、金融の専門家でもない。
という事を前提に、
マイナス金利がもたらすかもしれない未来像を、
私なりに無責任に予測してみようと思う。

そもそもマイナス金利とは、
景気を良くするための「カネ余らせ政策」である。
お金を借りて金利を支払うのではなく、
お金を借りたら金利が支払われるという怪現象。
借りれば借りるほど得をするのだから、
必要のない人もどんどんお金を借りる。
どんどん借りれば、どんどんお金を使うようになり、
どんどん景気が良くなる。万歳!
という計画だ。

その計画が上手く行くのかどうか、
あるいはもっと深い戦略があってやっている事なのか、
正直私にはよく分からない。
だがマイナス金利に関して、
私にもひとつ納得のいく事実がある。
それは、金利というものに対する、矛盾の解消だ。
金利こそが諸悪の根源である。
考えれば考えるほど、そう思えて仕方ないのである。
そもそもお金とは、交換の道具である。
物と物、あるいは物とサービスを交換するための、仲介物。
たとえば・・・・・・

 

『[安田佳生メールマガジン] 2016.2.10 マイナス金利がもたらすものより冒頭引用

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