こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
今回は、還暦を迎えて小さな頃からの夢を叶えたAさんとBさんのエピソードをご紹介します。
二人とも子どもの頃の夢は教師になることでした。でも残念ながら教員採用試験に落ちてしまいます。
結局、Aさんは家電メーカーに就職し、30代後半にIT関連の会社を起業。
自分の強みを見つけ、社長業の傍ら、全国各地で講演を行うようになりました。
そしてその流れで、母校の大学でも学生向けに講演を行うようになり、ついに非常勤講師へ。
子どもの頃思い描いていた形とは違いますが、教壇に立つ夢を叶えました。
一方のBさんは、旅行代理店に就職し、定年まで世界各国を飛び回りました。
そして定年後、縁が縁を呼び、趣味でずっと続けていた水泳を教えることに。
今では資格も取得し、第一線で活躍する選手を指導する日々です。
Bさんも水泳の先生という形で夢を叶えました。
安田は、自分の売り方について次のようにツイートしています。
自分という商材を、誰に売るのか。いくらで売るのか。どうやって売るのか。そこが明確になれば、人生の主導権は手に入る。まずは自分という素材を加工する。この工程がなければ、ただ単に時間を売っているだけ、つまりは雇われているだけとなる。自分という粘土をこねて、新たな商材に作り変えるのだ。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) June 7, 2017
AさんもBさんも、大学卒業後は自分の希望とは別の道へ進みましたが、自分の特技を身に付け、それを必要としている人に売ることで、長年の夢を叶えられたのかもしれませんね。
なんとなく社会人生活を過ごしていたら、この成功はなかったことでしょう。
自分で人生の主導権を握り、舵をとることは、簡単ではないかもしれませんが、そこを目指し努力することで諦めかけた子どもの頃の夢を叶える方法が見つかるかもしれませんね。