こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
先日、社員10名程度の建設会社の社長さんと話をする機会がありました。
この会社は、社長をはじめ社員全員が体育会系。
それも武道系の方が多いようで、現場を持っている社員はもちろんのこと、事務の女性までもが空手の有段者とのことでした。
仕事現場では、職人さんのストレートな言動に気後れすることなく、すぐに打ち解けられる社員ばかりで、人付き合いのうまさが自慢なのだそうです。
体力自慢な方ばかりなので、災害復旧時などで馬力が必要な際には真っ先に頼りにされる一面もあるようです。
ただ、似たようなスタッフが集まっているからか、苦手分野も重なるようで、書類の整備などが後回しになりがちなのが悩みなのだそう。
締め切り前後に徹夜をして、何とか間に合わせるという会社の体質をなんとかできないかという話でした。
この話を聞いたときに思い出したのが次の安田のツイートです。
営業が得意な経営者は、営業に向いてそうな人を好みます。その方が成果をイメージしやすいからです。しかしこの場合、戦力は足し算でしか増えていきません。同じ強みを持った人は、同じ弱点を持っているからです。成果がイメージできない人。そういう人たちの中にこそ、採るべき人が隠れているのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) May 21, 2015
人は仕事に限らず、似た者同士を好む傾向があります。
先ほどのエピソードの会社は、似た者を採用することで上手くいっている部分、上手くいかない部分が顕著になってきているのかもしれませんね。
逆に考えると、今までのタイプとは違う、成果をイメージできない人を今後採用することで、会社としての弱みを強みに変えていくことができるかもしれません。
もし改善したい課題があるのなら、違う強みを持った人を探してみてはいかがでしょうか。