こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
近年よくメディアなどで取り上げられる「AIによって奪われる仕事」についての議論。
安田はどのように考えているのでしょうか。
ツイッターでこんなことを言っていましたよ。
AIによって奪われるのは、やりたくない仕事。たとえば、家具を作るのが大好き、美容師という仕事が大好き、という人は、家具をつくり続けるだろうし、髪を切り続けるだろう。そして、そういう家具が欲しい、そういう人に髪を切ってもらいたい、という人は必ずいる。だから好きな仕事はなくならない。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) October 16, 2017
「奪われる」と聞くと、10年後、今自分がしている仕事がなくなるかもしれないと悲観的になりがちですが、人がやらなくてもいいことを機械がやってくれると理解するのがいいのかもしれませんね。
「好き」という気持ちを持って仕事をしている人は、誰かにやらされているわけではないので、独自のストーリーを持っていたり、こだわりを持って作っていたりします。
現在でも、履歴書の証明写真を簡易的なもので撮影する人もいれば、写真屋さんに行って撮影してもらう人もいます。
写真屋さんの方が価格は高くなりますが、顔の向き、あごの位置、目線など、細かく調整をしながら撮影してもらえますね。
つまり消費者によって、もしくはそのときの状況によって、何を求めているかで購入するものは変わってくるのです。
AIの導入が進んだ未来では、例えば、銀行の窓口はAIが担当する日がくるかもしれません。
でも窓口係のスタッフが不要になるわけではなく、お客さまにより寄り添った立場でサポートする役割となり、人間だからこそできる価値を提供していくことでしょう。
顧客の気持ちに寄り添い、その人が豊かになるようなサービスを提供できれば、商品の価値は今よりも上がるのではないでしょうか。
商品を選び、購入するのは人間。
今のうちから、自分が提供できる商品の価値を磨いていくといいかもしれませんね。