こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
「フリーランス」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
会社員の先輩数人に聞いてみたところ、「自由でいいな~」「面倒な人間関係とかなさそうだよね」というメリットをあげる一方、「生活が不安定」「稼げる人は一部で、大多数の人は大変そう」「ひとりで仕事って孤独なんじゃないかな」などと言った不安の声も多くありました。
そこで仲良くしているフリーランスの友人に実情を聞いてみました!
あくまでも一例ですが、何事も不安なままにせずに、どうしたらいいか考えると不安は解消されるものかもしれませんよ。
Webデザイナーである友人も独立前は相当不安があったのだそうです。
主な不安は次の3つ。
- 仕事がなくなったらどうしよう
- 誰とも話さない日々が続くのではないか
- スキルアップをしていけるのか
【1】は、以前勤めていた会社からの委託割合を減らし、複数の企業や個人から仕事を請負う形にすることである程度不安を解消。
ひとつの企業からの依頼が突然ストップしたときの痛手を最小限にできるよう工夫をしているそうです。
また、外部からの委託ばかりではなく、自分自身で収益を上げられるよう、フリーランスとして働きたい人向けのセミナー講師の仕事も始めたと話していました。
【2】と【3】は、フリーランスのデザイナー仲間ができ、不安が解消されたそうです。
グラフィックデザイナー、イラストレーター、漫画家、Webデザイナーなど、同じデザイナーといっても多種多様な人と繋がっているのだとか。
自分ひとりの場合、Webデザインとセットで依頼されると得意ではないチラシの制作なども担っていましたが、仲間ができたことで得意な人にお願いできるようになり、自分は得意なことに専念できるようになったそうです。
また、お互いちょっとした相談もできる間柄になり、Facebookやツイッターで毎日何かと交流をしているとのことでした。
確かに会社員の頃と比べ、直接人に会う機会は減ったそうですが、SNSでのやりとりなどもあるので、あまり孤独を感じることはないと言います。
たまにコワーキングスペースで仕事をするのも良い気分転換になるのだそうです。
スキルアップについても、危機感を持っているからか、かえって会社員の頃よりも積極的に学びに出かけたり、デザイナー同士で情報交換したりと、最新の話題についていけないということもなく取り越し苦労だったのかもと話していました。
安田もフリーランスについてこんなことを言っていましたよ。
同業の会社は顧客を奪い合うが、同業のフリーランスは顧客をシェアし合える。フリーランスは守備範囲がニッチであり、対応できる顧客数も限られる。顧客をシェアし合うことで、より自分ニッチの仕事が増え、より他人ニッチの仕事は減る。よりニッチに、よりオープンに。それがフリーランスの生きる道。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) October 30, 2017
前述のWebデザイナーの友人のエピソードも踏まえると、フリーランスの不安を解消するカギは、シェアしたり、「繋がる」ことなのかもしれませんね。
今はSNSなど、繋がりやすいツールも増えました。
フリーランスになりたいけれど、不安の方が大きいという方は、まずは会社員のままSNSなどで「繋がる」ことから始めてみるのはいかがでしょうか。