こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
安田のツイートを読み返していたら、昔、お世話になったCさんを思い出しました。
頼まれてもいない仕事を自ら作り出すためには、今の立場を幽体離脱する必要があります。社員やアルバイトという立場を離れ、行く必要のないところに行き、聞く必要のないことを聞くのです。直接つながりのない顧客や上司や経営者。その悩みを聞き、解決策を考える。それが仕事を創るという事なのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) June 14, 2016
CさんはWebサイトの制作をメインに手掛ける会社で、育休中の社員の代わりとしてパートで総務の仕事をしていました。
その会社が徐々にWebサイトの運営代行・サポートを始めた頃。
優秀なライターを雇用するも、運営面では爆発的にヒットするサイトを生み出せずにいました。
そこで動いたのがCさん。
総務という仕事柄、経営陣も含め社内すべての部署・人と関係を持っていたので、機会をみてはそれぞれの悩みを聞いて回りました。
Cさんの気さくで姉御肌な性格もあったのでしょうが、Webサイトの制作・運営に直接かかわっていないこともあり、みんな本音を話しやすかったようです。
そして、課題をみつけます。
サイトを運営するだけで、きちんとした検証と改善を行っていなかったのです。
Cさんは、元々理系の大学出身で分析が得意でしたので、アクセス解析について自ら勉強し、経営陣にアクセス解析を行い検証と改善を行う大切さを訴えました。
結果、Cさんは総務の仕事の傍ら、Webサイトの運営チームにも参加するようにより、半年後にはチームリーダーとなり、正社員に昇格。
今では会社の経営にもかかわっているそうです。
自分はパートだから、総務だから・・・ではなく、自ら動くことで新しい仕事を作りチャンスにつなげたのですね。
「仕事をつくる」という発想は、社内で行えば新たなポジションを得るきっかけとなり、社外で行えば新たな顧客、ヒット商品などを生み出すのかもしれませんね。
現状からさらなるステップアップを目指すのであれば、「仕事をつくる」ことについて考えてみるのはいかがでしょうか。