こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
今回は安田のツイートからご紹介させてください。
通勤時間をズラす事によって、満員電車から逃れることが出来ます。恋愛対象をズラす事によって、新しい出会いが訪れる事もあります。見慣れた商品も、昔ながらの業界も、ちょっとだけズラすことによって、まったく違うものに生まれ変わるのです。ブレるのではなく、主体的にズラすことが重要なのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) June 12, 2017
筆者は最初このツイートを目にしたときに、すごく納得したのですが、自分は何をどうズラすといいのか考えこんでしまいました。
そんなときに、たまたま小学校時代からの友人のご実家にお邪魔する機会がありました。
当時から友人のお父さまは、水廻りの工事や修理を請け負っており、いつお会いしても作業着姿が印象的な方でした。
でもその日は、スーツ姿。あれっと思い尋ねてみると……。
地域密着で水廻りの工事や修理をするためにお客さまのご自宅に伺っていると、電球の交換などちょっとしたことをお願いされることが多く、これを仕事に生かせないかと考えたのだそうです。
その結果、始めたのが「便利屋」。
水廻りのトラブル解決が自身の強みではありますが、自分のできることは何でも丁寧に対応を始めました。
高い場所のお掃除、電球交換、買い物、網戸の張替え、不用品の搬出、ビデオ撮影など。
中には、子どもに鉄棒を教えて欲しいというのもあったそうです。
筆者は最初、これらの仕事は水廻りに関する仕事とは全く別モノのように感じ、やんわりとその点をお聞きしてみたところ……。
水廻りに関する仕事も他の仕事も、どちらも困っている方を手助けできとてもやりがいを感じると話されていました。
友人のお父さまは、「困っている方への手助け」という軸をしっかりと持った上で、何をするかの部分をズラすことで新たな仕事を得たのかもしれませんね。
仕事を増やし広げるためのヒントがここにあるのかもしれません。
皆さんはどう考えますか。