ニーズがあるから仕事になる。
そう信じている人は多い。
ではニーズとは一体何なのか。
マーケティング的に言えば、
それは顧客が欲しがっているものであり、
顕在ニーズと潜在ニーズとに分かれている。
何が欲しいかを顧客自身が理解しているのが顕在ニーズで、
顧客自身にも分からないのが潜在ニーズ。
新しい仕事や商品は、ほとんどがこの潜在ニーズから生まれる。
まだそこに無いニーズ。
それは果たして「ある」と言えるのだろうか。
誰も欲しいと思っていないものを勝手に作り、
それが売れれば「ニーズはあった」ということになり、
売れなければ「ニーズは無かった」ということになる。
だがそんなものは後付けの理屈に過ぎないのではないか。
たまたまタイミングよく売れた「つまらない商品」もあれば、
目立たないまま退場した「素晴らしい商品」だって
あったに違いない。
ニーズとはそのように曖昧なものなのである。
潜在ニーズなどというものは後付けの結果に過ぎない。
ニーズがあるから仕事になるのではなく、
仕事になったからニーズはあったという事になるだけ。
仕事が先でニーズは後。
これが正しい順番なのである。
では、ニーズが仕事を生み出すのではないとしたら、
仕事は一体どこから生まれるのだろうか。
たとえば・・・
– 『[安田佳生メールマガジン] 2015.2.18 仕事はどこから生まれるのか』より引用
メールマガジンのご案内<購読無料>
安田佳生コラムの全文は、メールマガジンを登録するとお読みいただけます。
毎週水曜日配信の安田佳生メールマガジンは、以下よりご登録下さい。