こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
BFIブログ読者の方はすでにご覧いただいているかもしれませんが、東芝の現状に対する、ひふみ投信の藤野さんの投稿が話題を集めました。
投稿にもある通り、日本人が保有する現金資産は法人・個人問わずに過去最高水準です。そんなお金持ちの私たちは、いま過去最高の自由を感じているでしょうか? 恐らく「私は自由です」と回答できる方は少ないでしょう。その理由はどこにあるのでしょうか。
過去、安田がこの問いに答えたことがあります。
自由とは何か。その定義によって私たちは、既に縛られているのかもしれません。お金に困らない生活=自由という図式が、私たちの脳みそに刷り込まれているからです。その結果、金に縛られてしまう。やりたくもない事をやり続けてしまう。必要以上にお金を欲したとき、人は自由を失うのかもしれません。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) 2017年1月3日
ここで、世界各国の社会学者で作る国際プロジェクト「世界価値観調査」が、2010〜14年に実施した第6回調査結果の一部を見てみましょう。「自分の人生をどれほど自由に動かせると思うか」という設問への国別回答結果をみると、日本は参加60カ国中59位。カースト制度が敷かれたインドが最下位でそれに次ぐ位置です。
(http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3803.php)
必要以上のお金がどの程度を指すかは人によって異なるでしょう。ただ、私たちは過度に安心をお金に求める一方で、自由を失っているのかもしれません。
自由とは果たしてどのような状態を指すのでしょうか? あなたの意見を聞かせてください。