こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
早速ですが、安田のツイートを見て、筆者の地元で有名な産婦人科医院を真っ先に思い浮かべたので、まずは医院の紹介からさせてください。
その医院の扉をくぐるとコンシェルジュがお出迎え。あたたかな陽ざしが差し込む中庭には噴水まで。入院中の食事は可能な限り、病室ではなく食堂で。呼び名はもちろん食堂ではなくカフェテリア。病院食とは思えないメニューの数々。
筆者はそんな院内の様子を、友人の出産見舞いで目の当たりにしました。噂通りの世界がそこにはありました。
肝心の出産費用も出産育児一時金プラス5万円ほどと、さほど高額ではないということで、患者さんに人気があるのも納得ですね。
他にも、年季が入っているものの、大事に使われていることが一目瞭然の座り心地抜群のソファがあったり。
スタッフさん同士の連携もスムーズで、気持ちの良い対応をしてくださいます。
他にはないコンセプトと、来院される患者様とご家族のことを丁寧に想ってつくられた産婦人科医院ということが伝わってきます。
人も物も大切にする病院だからこその居心地の良さなのでしょうね。
ユニバーサルスタジオやディズニーランドにあって、普通の遊園地にはないもの。それはアトラクションでしょうか。それともキャラクターでしょうか。決定的な違いは、もっと目には見えないものだと思います。それは「コンセプト」と呼ばれているもの。コンセプトなき事業に、人は集まって来ないのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) January 6, 2017
ビジネスを行う上で差別化が必要だと言われていますが、ただ他社と異なることをするだけでは選択肢の提供にすぎません。
今回の医院で言えば、ただ高級感をお手頃の価格で提供している訳ではないですよね。
私たちは中小企業こそ差別化を超える「特別化」が必要だと考えています。
では、具体的に特別化とは何を指すのか。
過去、安田とお客様との対談も記事にしているので、ブログの「特別化」ページもご覧ください。