こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
先日、30代後半に起業をした女性とお酒を飲む機会がありました。
もともと大手製薬会社で営業をしていたそうですが、出産後、思うような成果を出せなくなり、リストラに……。
その後専業主婦を経て、近所の人たちにパソコンを教え始めたとのこと。
これがきっかけとなり、Web関連のサービスを提供する企業を設立。法人化しないと取り引きができなかったことから有限会社としたそうです。
IT関連は移り変わりが激しいという理由から手を引き、今は女性のキャリア支援に力を入れています。
彼女に転機はいつだったか聞いてみたところ。
「法人化したときと、女性のキャリア支援に舵を切ったときかな」
経営者として覚悟が決まった瞬間であり、それぞれ大きく業績が伸びたのだとか。
「法人化した当初、最初に相談に行った銀行からは全く相手にされなくてね」
今はその銀行が営業に来てくださるそうで、会社の成長を感じる瞬間なんだそうです。
安田は経営についてこんなことを言っていました。
経営の勉強がしたい、という人は、会社をつくってみればいいのです。資本金100万円〜300万円で会社をつくる。そして、そのお金を1年間で使い切る。自分のお金であることは忘れ、使うことによって増やす方法を考える。うまく行けばお金は増えるし、失敗しても、社長の経験を買うことが出来ます。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) May 3, 2017
最近、巷では起業塾が流行っているそうです。
お金をかけて起業を学ぶこと。会社を作って起業を学ぶこと。一見すると前者の方が失敗が少なそうに映りますが、経営者になりたいのであれば、むしろ後者の方が失うものはないのかもしれません。
ちなみに彼女は会社を作ったことで多くの気付きを得て、やっと経営とは何かを自分の口で語れるようになったと言っていました。
もしあなたが起業を考えているのなら、どんな手段を選びますか?