こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
巨匠スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを果たした窪塚洋介さん。
一時期は日本のメディアに連日のように取り上げられていましたが、近年はテレビドラマ等も含めて見かけることが少なくなっていました。
そんな彼が仕事について、興味深いことをインタビューで答えていました。
ここ最近はレゲエDJで食べてるんですよ。基本的に活動のベースは、卍LINEなんです。
さっきもお話ししましたが、ふだん考えていること、感じていること、怒っているこ
と、願っていることが、卍LINEを通して歌に出てきます。ちょっと言い方が難しいん
ですが、“俺がなりたい俺”が卍LINEなんです。それがあるから、現実的に生活がで
きていて。それがあるから、映画は本当にやりたいものだけをやることができる。食
っていくために俳優をやらなければならない、ということがないので。それが音楽に
も俳優業にも100-100のエネルギーで挑むことができることにつながっていて。すご
くありがたいと思っています。(オリコンニュース2017年1月14日掲載)
フリーランスなど会社に属さない働き方に脚光があたる一方で、その不安定さに躊躇する声も聞きます。
芸能人もいつ仕事がなくなるか分からない身。窪塚さん自身は不遇の時期を乗り越える経験を経て、今のような形で仕事をすることで得られる安定性に気付き、実力をより発揮できるようになったのかもしれませんね。
安田は、安定について次のようにツイートしています。
耐震ではなく、免震の家のような、生き方がしたい。地面にしがみつくのではなく、地面から離れることによって、揺れを逃がしてしまう。がっちりと固定されている、という安心感を捨てる。どこにも固定されていない、という不安定を受け入れる。不安定を取り込むことによって、人生は安定するのである。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) May 29, 2017
会社に属しているから安定しているとは言えない時代になりました。各自がそれぞれに置かれている不安定さを受け入れることから始めると、真の安定に近づけるのかもしれませんね。
この機会に人生を安定させる方法について考えてみるのも面白そうです。