こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
近年、注目を集めている「副業」について、興味深いニュースを見つけました。
オランダのウィレム・アレクサンダー国王が21年間副業を続けているそうなのです。
KLMの短距離線の子会社であるKLMシティーホッパー航空の副操縦士を「趣味」でパートタイムで務めていたと明かした。これより前には、同じくオランダの航空会社マーティンエアの機材を操縦していたという。
これらの操縦は月2回程度で、王室の務めに伴う緊張感を解き放すのが目的と指摘。「私にとって最も重要なことは完全に集中出来る趣味を持つことだ」と述べた。(CNN.co.jp 2017年5月18日)
筆者は、国王としての役割と旅客機の副操縦士の仕事を両立していることに驚かされたのと同時に、副業を行う目的について思わず考えさせられました。
同じ仕事であっても本業と副業とでは、位置付けが違ってきそうですね。
安田は副業で一番大切なことについて次のように考えているそうです。
徒歩で地球を一周するのが本業ならば1日最低40キロは進みたいものです。すると1000日つまり3年以内に一周することが出来ます。でも副業でそれをやるのなら1日2キロ以上歩くことはお勧めしません。1日2キロならばずっと続けられます。副業で一番大事なのはずっと続けられるペースなのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) June 14, 2015
オランダの国王は、月2回程度の副業を21年間続けていたわけですね。
ペース配分こそが本業に良い影響を与え、副業を軌道にのせるカギになるのかもしれません。
副業をする場合は、本業とは別のスタンスで目的やペース、目標などを考えると、うまくいくのかもしれませんね。
オランダ国王の他に、小説家の村上春樹氏も38年間、翻訳の副業を続けているそうです。
副業を成功させる秘訣を副業の先輩の軌跡から学んでみるのも面白そうですね。