人生は数十年もあるが、
自分で経験できることなどたかがしれている。
私たちの頭に詰まっている知識、
その大半は外部から与えられた情報に過ぎないのだ。
地球が太陽系の惑星であるということも、
クジラやイルカの知能指数が高いということも、
猿が人間に進化したということも、
自分では確かめようのない事実なのである。
教科書に載っていることは正しい。
私たちはそう信じて生きているが、
実際には教科書の中身は定期的に書き換えられている。
本当の歴史など誰にも確かめることは出来ないし、
科学は進歩(つまりは答えが変化)し続けている。
先生の教えも、権威のある人の発言も、
正解であるとは限らないのである。
つまり私たちの頭の中には、
たくさんの嘘かもしれない情報が、
いかにも本当のことのように詰め込まれているというわけだ。
人はそれを知識と呼ぶ。
私たちは何かを考える時に、あるいは何かを判断する時に、
頭の中にある知識を使う・・・
– 『[安田佳生メールマガジン] 2015.7.1 自分を疑う習慣 』より冒頭引用
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