こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
この間、学生時代からの友人と久しぶりにお茶をしてきました。ちょっと相談があって……ということで、聞いてみると彼氏の浮気をLINEで見つけてしまったそう。
なんでも普段は通知のポップアップが画面に表示されるのに、いつからかまったく通知が消えたことを不審に思ってロックを解除したところ……という話です。
もう聞いているうちになんだか私まで彼女と同じように落ち込んでしまったのですが、これといったアドバイスはできず、でもいくらか表情が軽くなった彼女は駅へと帰っていきました。
そういえば、前に安田がこんなツイートをしていたなって思い出しました。
他人に対して的確なアドバイスが出来るのは、人ごとだから。つまり、そこに感情が無いからです。不安や、怯えや、欲望や、焦りなど、感情は判断を鈍らせてしまいます。心の支えになるのは、感情移入してくれる友達や身内の存在。でも正しい答えをくれるのは、感情を持ち込まない第三者のプロなのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) 2017年2月23日
このツイートを初めて見たとき、わ、なんて冷たい人なんだ! (でも、安田らしくもあるなw)と思ったものですが、まさにここでいう「感情移入する友達」に当てはまりますし、的確なアドバイスはできませんでした。
じゃあプロはどうだろう。浮気でプロに相談する機会は少なそうなので、ここは不倫をプロに相談するケースで考えてみます。相手は弁護士さんになりますよね。
弁護士が相談者に感情移入する、あまり想像がつかないですね。一つ一つ共感していたら仕事にならないでしょうし、何より判断を感情で左右される訳にはいきません。
なるほど! なんだか安田が言いたかったことが飲み込めてきます。
これって男女の会話でもありそうな問題ですよね。話し相手の感情に寄り添うのか、それとも問題の解決を図るのか。あなたがもし友人から「パートナーに浮気されて……」と相談を受けたら、どのようなスタンスで話を聞きますか?