カテゴリー: 伊藤英紀
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2018年4月3日
【コラムvol.15】
地位に恋々と、じゃなく、
仕事に連連としがみつこう。「ハッテンボールを、投げる。」vol.15 執筆/伊藤英紀 安倍政権が、流行語大賞レベルを連発している。 菅官房長官が言い放った「地位に恋々としがみつく」も、その一つだ。 べつに政治の話をしたいわけではない。単なる枕で…
- 伊藤英紀
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2018年3月27日
【コラムvol.14】
青い山脈、青い文脈。「ハッテンボールを、投げる。」vol.14 執筆/伊藤英紀 青い山脈。みずみずしい青春ってやつを描いた 石坂洋二郎の戦後の古い小説で、映画も何度かリメイクされている。 主題曲を覚えている人は、昭和の懐メロに詳しい人だろ…
- 伊藤英紀
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2018年3月20日
【コラムvol.13】
2018年のあなたの隣には、
産業革命と共産革命の亡霊がいる。「ハッテンボールを、投げる。」vol.13 執筆/伊藤英紀 18世紀、19世紀。 産業の機械化という大革新がおこった。 機械化、いいねえ!これからは、資源と人手を手に入れれば入れるだけ、 生産と製造現場を動かせば動かす…
- 伊藤英紀
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2018年3月13日
【コラムvol.12】
耳人間。「ハッテンボールを、投げる。」vol.12 執筆/伊藤英紀 耳は、えらい。 文字がない時代。紙がない時代。印刷がない時代。 人間は伝えたいことを口で話し、理解したいことを耳だけで腹に落としていた。 知りたいことを口で質…
- 伊藤英紀
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2018年3月6日
【コラムvol.11】
「人生は思いどおりにいかない」は、
「思いがけずいいこともある」ということ。「ハッテンボールを、投げる。」vol.11 執筆/伊藤英紀 人生は、誰にとっても、思いどおりにはいかないもの。 だから、 「思いどおりにいくか、うまくいくかわからないことは、やらない」 という選択は、生きることそのもの…
- 伊藤英紀
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2018年2月27日
【コラムvol.10】長くいい仕事ができる人は、
『自己実現』ばかりを追う人より、
仕事のけがれを『自己浄化』できる人。「ハッテンボールを、投げる。」vol.10 執筆/伊藤英紀 本屋に平積みされている自己実現本や自己啓発本の山を見ると、 「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」という論語の一節が浮かぶ。 孔子は、イエス・キリ…
- 伊藤英紀
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2018年2月20日
【コラムvol.9】「抽象的な話はするな」と叱る部長は、
「単細胞バカになれ」と
部下に命じているも同然です。「ハッテンボールを、投げる。」vol.9 執筆/伊藤英紀 単語は、最小の言葉。そう思い込んでいる人がいる。しかし、そのとらえ方は間違っている。単語は、じつは抽象的な“概念”であり、より細かく分解=噛み砕く…
- 伊藤英紀
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2018年2月6日
【コラムvol.8】なぜその議論は噛み合わないか?
「単語が、言葉の最小単位だ」
と思い込んでいるからです。「ハッテンボールを、投げる。」vol.8 執筆/伊藤英紀 前回は、セクショナリズムの話をしました。組織を悪くする犯人は、セクショナリズムそのものではない。真犯人は、部門ごとの主張や利害を、部門間でクールにていねいに収束…
- 伊藤英紀
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2018年1月31日
【コラムvol.7】経営視点を育てたい?ではまず、
セクショナリズムを育ててください。「ハッテンボールを、投げる。」vol.7 執筆/伊藤英紀 経営者で、次のような意見をいう人がけっこう多い。 「セクショナリズムはいけない。会社の成長を阻害する組織課題だ。だからセクショナリズムを廃して、社…
- 伊藤英紀
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2018年1月23日
【コラムvol.6】他者へのレッテル貼りは怖い。
というが、もっと怖いのは、
自分から自分へのレッテル貼り。「ハッテンボールを、投げる。」vol.6 執筆/伊藤英紀 ある他人に対して、「あいつはバカ」という偏見を持つ人に、 「お前のその見方は偏見だ。あいつはバカじゃないぞ」と 中立的な立場で客観的に進言したところで、 その人…
- 伊藤英紀
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2017年12月27日
【コラムvol.5】幸せのモノサシをすり込む社会。
幸せのモノサシを壊す社長。
ハラスメントはどっち?「ハッテンボールを、投げる。」vol.5 執筆/伊藤英紀 あるところに、おせっかいな社長がいました。 「自分なりの幸せを語ることは、簡単そうで、じつはとても難しいこと」が、この社長のクチグセ。「幸せのイメージは、内から…
- 伊藤英紀
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2017年12月19日
【コラムvol.4】国をあげて、世界に通用する
人材育成を強化するほど、
にっぽんは弱っていく。「ハッテンボールを、投げる。」vol.4 執筆/伊藤英紀 人間いろいろです。 たとえばAさんは、幸せな人生イメージがあって、そこに近づくためにそれなりに努力し、ふさわしい仕事を手に入れました。 かたやBさんは、やりたい…
- 伊藤英紀