GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜【vol.008】

Airobotics(エアロボティクス社)

—原文
Airobotics has developed a pilotless drone platform that collects aerial data and valuable insights for industrial facilities. 

→ Airobotics(エアロボティクス)社は、pilotless(操縦者を必要としない) drone(ドローン)のプラットフォームを開発し、各種aerial data(空撮データ)をcollect(収集)している。

 

 

動画を見て頂くとわかりますが、要は、完全自動化されたドローンのオペレーションシステムを産業向け(一般消費者向けではなく)に提供している先端企業です。

災害現場、工事現場、森林、海面、大規模建築現場、土地、などの各種空撮データを完全自動で取得し、即座に分析し、企業やプロジェクトにフィードバックしていく、というビジネスです。

数年後の世界は、空中で常に自動運転のドローンが「監視」「モニター」していて、そのデータが瞬時に分析・展開されるという近未来に突入することになりそうです。原発の事故現場のモニタリングなども、この領域ですね。

また、空撮データから、土地の「面積」「活用のしやすさ」「廃棄物の含有量予測」「周辺の土地との関連度合い」なども計算できるようになれば、土地(そこそこの規模以上)の管理だけでなく、販売価格も簡単に見積もれるようになりますし、様々な要素が可視化できるでしょう。

そうなれば、今流行りの「国有地を払い下げる場合」などにも活用できるのではないでしょうか(笑)

国交省(いや、別に財務省でもいいですが)の方は是非ロボティクス社にご連絡を、、、。

きっと本当の適正価格をロジカルに迅速に算出くれるはずですから!

 

 

 

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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