GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
「シリーズ コロナ後の世界(No.6)」として、
The Impact of Coronavirus (COVID-19) on Consumer Behavior
(COVID-19が消費者行動に与えるインパクト)
https://www.numerator.com/resources/blog/update-impact-coronavirus-covid-19-consumer-behavior-us-15
Numerator社が10/ 30現在のサーベイデータをまとめているので、 直近の動向と言えます。なお、 Numerator社はUSの会社で、 サーベイはUSのデータです。
いくつかの「今後の消費者行動のあり方」があげられているので、 ひとつづつ紹介していきます。
Nearly 3 in 4 consumers plan to stock up.
(3/4近い消費者が買い溜めを考えている)
Just over half (58%) of consumers say they stocked up on essential items in earlier stages of the pandemic. An even higher percentage— 71% — anticipate stocking up in the next two months to prepare.
↓
今回のパンデミック早期の段階では、
生活必需品の買い溜め意向が見られた消費者は58%であった。 今後2ヶ月ではこうした買い溜め思考が高まり、71% となっている。
買い溜め(stock up)の意向が春の段階よりも全然高くなって、「
春の買い溜めニュースの時には、メディアでは「
何を買い溜めするのか?のグラフがこちらです。
薄い緑が「今後2ヶ月で買い溜め想定のもの」
濃い緑が「春の段階で買い溜めしたもの」
を表しています。
ほとんど全ての「日用品(essential items)」において、春の第一波の時よりも、
Paper product(紙製品)にしてもCleaning supplies(クリーニング用品)にしてもShelf stable foods(保存食)にしても、
新型コロナによるパニック的な買い溜めというよりも、「
自分はAmazonで「歯磨き粉」とか「炭酸水」
むしろ「定期的に必ず在庫を確保して優先的にお届けするので、
Withコロナの買い溜め時代に合っている気がしなくもありませ
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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