【vol.356】2026年健康食品・栄養トレンド①

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道


先週まで「ホテル業界のマーケティングトレンド」を観察し、消費者心理と体験価値の変化を整理してきました。今週からは、2026年に台頭する「健康食品・栄養トレンド」に関する役に立ちそうな記事を見つけたので紹介していきます。

今週の記事はこれ(EatingWellより)
You’ll See These 10 Food & Nutrition Trends Everywhere in 2026
(2026年にどこでも見られる10の食と栄養トレンド)

https://www.eatingwell.com/food-and-nutrition-trends-for-2026-11868257

10のトレンドは下記の通り

Trend.1 Fiber Takes Center Stage
Trend.2 Global Flavors Become Mainstream
Trend.3 Healthy in a Hurry
Trend.4 Sensory Sips
Trend.5 Natural Food Dyes
Trend.6 Skyr
Trend.7 Wellness Travel
Trend.8 Longevity & Dementia-Prevention Diets
Trend.9 Exclusive Products
Trend.10 Beans & Legumes

 

今回は、EatingWell が予測する10のトレンドのうち、
「Trend.1 Fiber Takes Center Stage」と「Trend.2 Global Flavors Become Mainstream」という2つのテーマを取り上げます。

Trend 1: Fiber Takes Center Stage
(食物繊維が中心となる)

Fiber is stepping into the spotlight from protein, becoming a major focus in foods and beverages.
We’re seeing more products highlight fiber on labels as people look to support gut health and feel fuller longer.

食物繊維は、タンパク質に代わってスポットライトを浴びつつあり、食品や飲料の主要なテーマになりつつある。
腸の健康をサポートし、より長く満腹感を得たいと考える人が増える中で、表示で食物繊維を強調する商品がますます見られるようになっている。

直近数年間(コロナ禍以降)は、タンパク質が主役になるような商品が多く目立ったわけですが、この流れが「タンパク質→食物繊維」に移行していくと予想されています。
キーワードとしては「腸内環境」と「満腹感」を両立させるための「食物繊維」ということです。

「数値で示される栄養」から「毎日の調子が良くなる実感」という訴求へと変化していくようなシフトでしょうか。体感ベースのストーリーテリング的な。

 

Trend 2: Global Flavors Become Mainstream
(グローバルフレーバーが主流化する)

Global flavors—like Turkish pasta, matcha and other international tastes—are appearing more often in mainstream products.
Consumers are eager to explore new tastes at home, bringing international food experiences into their everyday meals.

トルコ風パスタや抹茶など、国際色豊かな味が、主流の商品にますます登場するようになっている。
消費者は自宅で新しい味を試すことに意欲的で、国際的な食体験を日常の食事に取り入れようとしている。

ドバイチョコとかめちゃくちゃ流行りましたね、そういえば。
ところでトルコ風パスタってなんだろう?と思ったので
Chat GPTに記事の文脈を読み込ませた上で聞いてみました。

とのことです笑 ファクトチェックはしていません。。。

いずれにしても「異文化ミックス」系のfoodやflavor商品がトレンドになるよ、ということですね。
せっかくなので「流行りそうな異文化ミックスfood」もChat GPTに聞いておきます。

↓これでした。

「すでに兆しのあるもの」でピックアップされていますのでトレンドということで一応載せておきます。何度かラリーしたのでそこそこ良さげではありますw

異文化ミックスで流行りそうなフード/フレーバー予想(2026年)

1 Korean × Italian
例:キムチ・カルボナーラ、コチュジャン・ラザニア
発酵×チーズ×旨味の相性が良く、すでに一部レストランやSNSで兆しが見られる。
「発酵」「腸活」「旨味」という健康文脈にも乗せやすい組み合わせ。

2 Japanese × Mediterranean
例:味噌フムス、醤油タヒニ、だし×オリーブオイル
地中海食の健康イメージと、和の発酵・だし文化の融合。
“世界で一番ヘルシーなミックス”として、機能性食品にも展開しやすい。

3 Mexican × Asian
例:照り焼きタコス、春巻きタコス、味噌サルサ
屋台フード同士の親和性が高く、ストリート感と手軽さで若年層に刺さりやすい。
冷凍食品・惣菜・スナックへの展開もしやすい。

4 Middle Eastern × Western Comfort Food
例:フムスバーガー、ファラフェルサンド、ハリッサ・マック&チーズ
豆・スパイス・植物性たんぱくを活かしつつ、満足感のある洋風メニューと融合。
プラントベースとボリューム感を両立できる組み合わせ。

5 Southeast Asian × Dairy / Dessert
例:抹茶×ココナッツ、パンダン×チーズケーキ、マンゴー×ヨーグルト
東南アジアの香り系素材と乳製品・デザートのミックス。
カフェ文化ですでに兆しがあり、発酵乳・プロバイオティクス商品とも相性が良い。

6 African Flavors × Modern Snacks
例:ハリッサポップコーン、ベルベレナッツ、バオバブバー
まだ未開拓感のあるアフリカ系スパイスや素材をスナックに応用。
次の「冒険フレーバー」として若年層向け市場で広がる可能性。

今週は以上です。

 

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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