このコラムについて
「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。
本日のお作法/イタリアでのお仕事
ワタクシ、久しぶりに「イタリア」に来ているのです。
「お仕事」なのか、「バケーション」なのか、と言えば、、
まあ「9割バケーション」。
いえ「ヴァカンツァ(Vacanzia)」でしょうね。
休暇を意味するイタリア語ですが、語源はラテン語の「Vuoto(ヴォート)」で、「空っぽ」という意味とのことで、
まあ「頭を空っぽ」にして、ただただ興味・関心のある「モノ・コト・場所・ヒト」などなどを「感じる旅」をしている最中なのであります。
そんな旅路ではありますが、定期コラムは続けているわけですから、まあ「1割ほどはお仕事」と言ってもバチは当たらないでしょう。
道ゆく方々に「イタリアの大手有名企業はどんなのがあるの?」なんて聞いてみますと、当たり前ですがイタリアにも数々の大手さんが存在し、
「UniCredit Group、Intesa Sanpaolo、Poste Italiane、ENI、Enel、 Assicurazioni Generali」などが「売上トップランク」に入るようで、
他にも「自動車メーカー」には、「アルファ ロメオ、フィアット、アバルト、マセラティ、フェラーリ、 ランボルギーニ」などの名を誇らしげに教えてくれます。
さらには、「有名生地ブランド」には「エルメネジルド・ゼニア、ロロ・ピアーナ、 フラッテリ・タリア・ディ・デルフィノ」などがあると、こちらも自分ごとのように話してくれます。
ところで、
イタリアは「欧州で最も中小企業の割合が高い国」らしく、企業数に占める割合はなんと「99.9%」!!
従業員10名未満の「零細企業」が全体の「約95%」を占めているのだそうです。
いつの日か、お仕事に発展したタイミングで「イタリアの大手さんについても紹介したいな!」と、もはや頭を空っぽどころか、「今後の夢」なんぞを抱きはじめているのですから、
今回の旅は「もはや仕事やな」、と頑なに信じ込んでいるタカマツなのであります!