本日の斬り口:なぜ解決したいの?
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満員電車。
拙者、満員電車が
大の苦手なので、
満員電車に
乗らないで済むように
日本列島で
生息しているでござる。
しかし、何度か
いやいやながら
どーしても
乗らねばならないことに
なったことがある。
ぎゅーぎゅー詰めで
ドアがパンパンにしなり、
着席している人は
顔を下に向けている。
立っている人が
迫ってくるからだ。
本当に
希望の駅で
降りれるのだろうか
という不安と、
人が密着してくる
息苦しい感覚と
他者ともっとも
近づいているのに、
心理的には
遮断している。
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心理的な
遮断というのは
諦め
をベースにしている。
騒ぎ立てても
腹を立てても
苛立っても
満員電車は
満員のままだし、
そして、
満員状態を
空間移動させる
乗り物なのだ。
諦念
は
ていねん
と読む。
あきらめの気持ちを
表す熟語だが、
同時に
迷わない心
という意味を持つ、
元々仏教で
使われてきた
言葉だ。
満員電車では
多くの人が、
空中を見たり
目を閉じたりして
諦念
状態にある。
定年間際の紳士熟女から
若い学生たちまで
心を動かさないように
している。
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拙者が、満員電車に
しぶしぶ乗ったとき
こうした、
諦念顔の人たちに
囲まれた。
もしかして、
満員電車とは
悟りに続く
現代の
難行苦行
のひとつで
満員電車に
乗らざるおえない
生活を
あえて選択
しており、
これに
耐え続けることで
諦念という
境地を目指す
命たち
という心持ちが
してきたでござる。
と、同時に
お釈迦さまは
難行苦行は
無駄である
と言ったことを
思い出し、
拙者は
満員電車修行からは
解脱しようと
誓ったのであった。
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ってことで
満員電車とは都心に経済活動が集中したことで起きる朝夕の移動現象ではない。
満員電車とは
何かを得るためには我慢しなければならないという固定観念の象徴
でござる。
拙者、電車自体は好きでござるよ。
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント