イノベーションカードが知らせる
本日の斬り口:どこが難しい?
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拙者、世を忍ぶ
仮の仕事に
易占がある。
易における
旬というのは、
10日間
という意味を
持つ。
日本では、
食材などの
出荷がピークを迎える
食べ頃の時期
という独特の
意味が加わった。
たとえば、
拙者、奄美大島から
無農薬パッションフルーツを
お取り寄せしているが、
これは完全予約販売で
食べ頃になると
送られてくる。
段ボールを開けて
パッションフルーツの
香りがふわーっ!と
広がると
夏だなー
と感じるでござる。
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普段の生活では
この
旬
ってやつが
感じにくく
なってきている。
たとえば
イチゴ
の旬は
限られているが、
イチゴのショートケーキ
は秋だろうが、
冬だろうが
食べることができる。
冷蔵保存
冷凍保存
の技術進歩の
賜物でござる。
この技術は
拙者にとって
生きていた
記憶
を保管し、
記憶劣化を
先延ばしている
処置に過ぎない。
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旬
には、
生きてきた
記憶
がある。
食べ物であれば、
わたしたちの
食卓にあがるまで、
生まれ育ち
実り
次に繋げる
という記憶を
持っている。
その記憶を
言い換えるなら
情報を
わたしたちは
食べている
のだ。
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人にも
旬
がある。
旬には
その人が
生きてきた
情報が溢れている。
そこに至るまで、
なぜそこにいるのか、
何を見ているのか。
そういう
情報を
感じとることができる。
旬を過ぎる
と、
その人が
生きていた
情報が
ひとり歩きする。
本来の自分とは
大きな乖離を
うみながら。
でも、面白いもので
季節は巡る
のでござる。
だから何度も
旬
を迎えることが
誰にでもできる。
自分を
断片
として扱わずに
巡り
として扱う。
命に向き合う
基本的な姿勢だ。
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ってことで
旬とは、食べ頃を示すことではない。
旬とは
巡りを思いださせてくれる
でござる。
拙者、旬の食べ物が大好きでござるよ。
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント