社長の給料

社長の給料

社長の給料はいくらが適正なのか。
これはなかなか難しい問題である。
利益が出ていればいくらでもいい。
株主が承認すればいくらでもいい。
常識的に考えればその通りである。

利益が出ていて、
なおかつ自社株の大半を所有している社長ならば、
自分の給料は如何様にも決める事が出来る。
では3億円の利益が出ている会社で、
2億5000万円の給料を取るのはOKなのか。
もちろんOKである。
会社法上何の問題もない。

たとえ赤字であったとしても、
株主がウンと言えばそれはOKなのである。
実際にマクドナルドは大赤字であるが、
社長は3億円を超える報酬を受け取っている。
誰に文句を言われようが、社長には受け取る権利がある。

しかしながら、
どうやらそれでは会社が成り立たない時代に
突入するかもしれない。
法律が許しても、株主が許しても、
顧客がそれを許さなくなるからだ・・・

 

  – 『[安田佳生メールマガジン] 2015.5.20 社長の給料 より冒頭引用

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