(音声はこちらから。)
さあ、201回でございます。
201回目ね。
300までの第一歩を踏み出しました。一歩一歩いきましょう。
え?コツコツやれって?(笑)
ああ、いきなり「300回に向けて頑張ります」とか200回で言っちゃうんでね、ビックリしましたけど。
そんな普通の感想言います?(笑)
大変なんですよね、意外と。
そう。あとね、リアルじゃなくなったから楽になったけど、セットが大変だね。
ああ、環境セットね。
まわりの環境も静かじゃないきゃいけないとかね、いろいろあるんで。
たしかにね、永田町とか多いですかね。
うん。そっちはいいだろうけどね、田舎は。
田舎って言うのやめてください(笑)。はい、そうなんですよ。まあ、そんなこんなで、こうしてね……
でも、田舎行ってきたけど、GoTo行ったけど結構あれだね、すげー人いるね。もう飛行機もいっぱいだし、気にしてる人と気にしてない人が分かれてんのか。
連休だったんじゃないですか、それ。
連休すごかったもん。だって、羽田空港の駐車場満車だったよ。もう我慢できなくなっちゃったのかな。
いやぁ、見てないからな、もう。隠すんじゃない?(笑)このままいくんじゃないの。
隠ぺい?(笑)
そもそも誰も裏取ってないんでしょ?わかんないけど。
たしかに。
PCRの検査の誤判定がすごいっていうのが、アメリカのほうでしたっけ?
へぇ~。もう、そろそろやめようかね、これね(笑)
とはいっても付き合っていかなきゃいけないのでね。
たしかにね、うん。
はい。まあ、そんなこんなの中でご質問いただいてますので、今日も早速いきたいと思います。
はい。
今日はですね、障がい者福祉事業・38歳の経営者の男性の方からご質問いただいてます。
はい。
質問です。「未上場の株を取得したが、どう現金化するのか」というテーマでいただいてます。大久保さん、円道さん、毎週有意義な情報と多種多様な無駄話を毎回楽しみに拝聴させていただいております。
ありがとうございます。
特に大久保さんと円道さんのプライベートでの出来事のワンシーンをポッドキャストで聞けると、「この2人は本当にいつまで仲よしなんだ」とホッコリいたします。
ありがとうございます(笑)
へぇー。
これは……金額まではいいのかな。
金額も伏せておいたほうがいい。
だめですね。いただいてますが伏せたいと思います。IPOを目指している会社でN-2期ということもあり、監査法人の調査や準備も進めております。マザーズでの上場等を目指しておりますが、今後、市場の再編なども含め、この株式をどう処理・運用すればよいのか皆目見当も付きません。そもそも、上場したらこの株はどうなるのか、平均的にいくらくらい上場したら上がるのか、「そんなものは銘柄によってバラバラだわ」と一括されるかもしれませんが、予想や事業体での経験値でも構いませんのでアドバイスいただけましたら幸いです。ということですね。追記で一応ありまして、コロナ禍でのオンラインセミナーにも参加させていただきました。
ああ、ありがとうございます。
あのようなセミナー無料相談会を開催していただき、大久保先生、Colorzスタッフのみなさまに感銘を受けました。質問にも親身にお答えいただき、本当にありがとうございました。また本業の財務・税務の相談をさせてください。ということですね。
ありがとうございます。
なんか、しっかりと大久保先生のイメージアップをしてくださいましたが。
まあ、たしかにね。
この方も101回ですよ。ちょうど100回前。
ね。すごいタイミングで来るよね。
301回、楽しみですね。
え?301までやるとは言ってないよ。
えーと……なんだっけ?長かったな。すごいね、でもね。未上場株、N-2……
申請期がN期なんで……
申請前?
直前前期。
あ、なるほど。キリストのACみたいなことですね。BCか。
そういうことか?(笑)ちょっと違う気がするけど。
違うんですね。
すげーどうでもいい例えしてるよね(笑)
はい、失礼しました。続きいきましょう。
あと2年後には上場するんだろうけど、えーと、質問自体は「いくらぐらいになるのか?」ってことだよね。
ですね。あと、「上がったあとの株をどう扱えばいいんですか?」ってことですかね。
まあ、でも、これはほんとバラバラだよね。調べないとわかんないと思うけど。うーん、なんだろう、たとえばfreeeとか、いきなり1,000億とかマザーズでも出しちゃってるから。
時価総がつくかもありますね。
そう。時価総額×保有割合でしょ。
うんうん。
だから、ここが今後、上場前に資金調達して、株のパーセンテージ、書いてあるけど言えないんだけど、下がることもあるけど、基本的には時価総額×パーセンテージが株価なので、まあ、業態とかはちょっとあれなんだけど、似たような業種でどれぐらいの株価がついてるのかっていうことと、自分の持ってるパーセンテージを掛ければだいたいの目安は出るのかなっていうふうには思うんだけど。
でも、時価総がまず読めないっていうのがひとつの変数ですね。
似たような業態あるでしょ、だいたい。
ああ、たしかに。過去に上場したところってことですね。
そうそうそう。だから、それを参考にっていう形にはなると思うんだけど。ただ、あんまり持ってるとね、売ると株価に影響する、みたいなところもあると思うんで、そのへんはね、5パーセント超とか持ってたら大量保有の報告しなきゃいけないからね。
ええ。
そうすると、1パー売ると変更届け出を出さなきゃいけないから、そうしたら株価は下がるよね。まあ、創業者じゃないからいいとは思うけど。創業者はなかなか売れないもんね。
それはどういう観点ですか?
はじめの上場したときの5パーとか10パーとかはいいと思うけど、残りの安定的な株を売却したら「こいつ逃げるな」って思うでしょ?
うん(笑)
だから結局あんまり売れないんだよね。あと、この会社は、いつ売るかっていう意味では、マザーズで終わるのか、もっと成長していって、それこそ東証1部とかまでなっていくのか。
うん。その段階まで持ってたほうが高くは売れる可能性はあるよね。
いや、言えない。俺もN-2とか持ってるけど。
はいはい、そうですね。
はいはい。大抵、だから持ってるっていう。
「上がったから売ったわー」とかって、なんか、ちょっと、タイミングは相談しながらっぽいよね。
なりますよね。
「まだ成長する」とは言うんだろうから。まあ、するから上がってんだろうからね。
うんうん。
そうすると、なんとなく感覚的にはあんまり売れなくない?(笑)
たしかに。
お金に困ってたら別だけどね。でも、まあ、1桁変わるからね。1桁か2桁か3桁か知らんけど、だいたい時価総、そんな、この会社はわかんないけど、たとえば10億とかで資金調達してる会社が100億ついたら10倍になるわけだから、まあ、1,000万あったら1億に上がるのか。だから、まあ、いまの非上場の状態より下がることはないんだろうから、あとは先方との関係性とかね、まあ、ずっと日本に居住してんのか、みたいなとこもあるじゃん。
それはどういう観点ですか?
変な話、非居住者になっちゃえば5パーセント住民税かからないからさ。課税は株の売却益15パーでいいでしょ。
なるほど。
そうすると結構大きいよね、その桁になるとね。
そのタイミングでですか。
1,000億とかになってたとしたらね。「10億ぐらい売却益出るんだったら、先にちゃんと非居住者になっとこう」みたいな戦略も生まれるかもしれないしね。
たしかにね。資産という観点だけで見ればそういう話もありますもんね。
うん。それが可能かどうかとかね、あるかもしれないけど。まあ、やるときはちゃんと慎重にやらないと脱税みたいになっちゃうから、あんまり乱暴には言えないけど(笑)
ですよね。あと、一部売却とかもありますしね。
そうだね。たぶん、一部少しお金つくって、「半分売って、半分は応援するから持ってますよ」みたいなパターンになるんじゃないかなと、俺もそんな感じかなと思ってるけど。
そのやり方はよく見ますよね、一部売却。
うん。でも、同業他社を見た株価なんじゃないかな。ぜんぜん新しい業種とかじゃないだろうからね。
ちなみに同業で見ようとすると、よく上場後って上がるじゃないですか。それを見るっていうのもあれですけど、大久保先生はそれ見るんですか?何かあるんですか、その、なんか……
いや、だから普通に類似会社の株価を見るだけじゃない?(笑)
ああ、一般公開情報を見るってことですね。
そうそうそうそう。だって、日々変わってるでしょ。
はいはい。
それで「これぐらい行くんじゃないか」みたいな、目指すのかっていうかね。
この方もすごい、ちゃっかりされてますよね。
まあまあ、ちょっと桁違いの……。まあ、でも、いちばんは「上がらない」っていう可能性があるからね。N-2で上がらなかったっていうのは相当あるんでね。
でも、N-2で上がらないってよくある話ですよね。
よくあるから現金化できないっていう可能性も、まあ、なきにしもあらずだけど。
ええ。
まあ、逆にいっちゃえばね、最後に出口がM&Aに変わっちゃえば、その場で現金化できるんだろうから。まあ、それはコントロールできないからね、会社の方針でやるしかないのかなっていうことかな。
なるほど。
301回までには「売りました」って言ってほしいかな。
ああ、ということは301回目までやることを宣言いただきましたし、ちょうどよかったです。
はい(笑)
また近況報告、ちょうど50回目ぐらいでいただけるとうれしいかなと思いますが。
そうね(笑)
はい。楽しみにしております。というわけで大久保先生、ありがとうございましたー。
ありがとうございまーす。