こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
何事もコツコツと続ける学生時代の同級生Rさん。特に目立つ存在ではなく、どこにでもいる普通の学生だったと記憶しています。
時給800円程度の塾のアルバイトのために、何時間もかけて予習をしていました。
似たようなバイトでももっと時給の良いものもあったので、「別のところにしたら?」と気軽な気持ちで声をかけてしまったことがあります。
でも、そのときのRさんの答えは「一度始めちゃったから、教えている子のこともあるし、辞められないよね」。
またRさんが就職した会社は、入社から2カ月で倒産。その後、研究室の先生からの紹介で、地元の会社に契約社員で入社しました。
Rさんはここでもコツコツと丁寧に仕事を続けていたそうです。
ただ、正社員登用制度はなく、昇給のタイミングは正社員と比較すると遅かったとのこと。
その後、プライベートで辛い別れがあったり、と不運は続きました。
でも、入社から10年後、そんな彼女に転機が訪れます。務めていた業界の最大手に管理職での転職が決まったのです。
ずっと一生懸命頑張ってきた彼女の頑張りをみていた上司からの推薦だったとのこと。
安田は、以前、人間が想像を超える力を手に入れる方法についてツイートしていました。
人間が想像を超える力を手に入れる方法。それはくり返すことによる技とエネルギーの蓄積しかない。継続だけが人間を別の次元に押し上げるのだ。同じことを同じ時間に同じように繰り返すことによって継続はいずれ無意識の習慣となる。習慣こそが継続という苦痛を乗り越える唯一の方法なのである。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) August 18, 2012
その時々の損得に左右されず、自分で決めたことをコツコツと継続していたからこそ、Rさんは自分が希望する道へステップアップできたのかもしれませんね。
継続するのは時に難しさもありますが、それを習慣化できれば、それを苦しさとは感じなくなるのかもしれません。
今後さらなる成長を目指すのであれば、継続の習慣化について考えてみるのはいかがでしょうか。