こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
少し前になりますが、日本の女子ゴルフ界をリードしてきた宮里藍選手が、現役最後の大会を終えましたね。
宮里選手に関するニュースを読みながら、引退するタイミングの難しさを感じてしまった筆者です。
それでも「引退します」と宣言できる選手は幸せだなと感じました。
大きなニュースにもならず、人知れず辞めていく選手もいますから。
この点は、仕事でも同じかもしれません。
筆者が関わった、かつては有名だったサイトが少し前にひっそりとサービスを終了しました。
特にFacebookページは多くのファンにも恵まれ、コメントが付くなど賑わっていたのですが……。
サイト独自のビジネスモデルを構築しきれなかったため、十分な予算を確保することができなくなり、最後の1年は今までの財産を少しずつリニューアルすることでなんとか続けていました。
でもファンが楽しみにしている新しいコンテンツを公開できない状況のままでは、長く続けることは難しかったようです。
安田は以前、次のようなツイートしています。
会社も、事業も、商品も、人生も、延命に向かって舵を切ってはならない。私は常に自分にそう言い聞かせています。そう肝に銘じておかないと、必ず延命に向かって舵を切ってしまうから。会社を潰した決断を私は悔やんでいません。ただひとつの心残りは延命してしまった事。延命の先に答えはないのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) September 12, 2017
大切なものであればあるほど、失うことが大きすぎて、やめ時を見極めるのは簡単ではないのでしょう。
一方、安田が会社を失い、また新たに社長を始めたように、やめることで、新たなスタートが切れるのも事実です。
それでも、あなたは延命を選びますか?