こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
オシャレをしても、考えをなくしても、どんなに励まされても、なぜ気にしいは直らないのか。金子亜佑美です。
安田佳生です。
気にしい?
気にしい。
気にしちゃう?
気にしいなんです。
気にしいね。
何を気にしいなんですか?
人からどう見られてるとか、人がどう考えるとかっていう感じのやつ。
はい。
はい(笑)
(笑)
じゃあ、今回の質問を読ませていただきます。30代・サラリーマンの方からです。安田さん、栃尾さん、金子さん、こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。いつも楽しく拝聴させていただいております。岐阜県でサラリーマンをしている30代男です。さて、先日『未来の年表2』という本を読みました。それによりますと、20年後くらいには寿命が伸びたり社会保障の問題とやらで仕事を探すおばあちゃんが劇的に増えるらしいのです。そこでみなさんに質問です。仕事を探す人が増えるのであれば働く場を提供してあげたいと思うのですが、どういった仕事が良いと思いますか?20年後であれば世の中も変わってると思いますので、「こんな世の中になってそうだから」と理由も教えていただけると喜びます。よろしくお願いいたします。
おぉ~。優しい。
なるほど。喜ぶんですね。
20年後おばあちゃんって、私のことですかね。
まだおばあちゃんじゃないんじゃないですか。
何歳からおばあちゃんですか?
何歳からおばあちゃん?
おばあさんは、うーん……
80歳?
60ぐらい?
おばあちゃんですよ(笑)
じゃあ結構、はええ。
えっ、もう60過ぎてんですか?(笑)
若く見ていただいたっていうことでね、はい、ありがとうございます(笑)そうですそうです、まさに私が何で働きたいかっていうことですかね。
そうなんですね。でも、今日もそんな話題で色々話してたんですけど、男性のほうがやっぱ早く死んじゃうからでしょうね。
これですか?
はい。
でも、おじいちゃんいっぱいいますよね、今も。
でも、やっぱりおばあちゃんのほうが多いらしいですよ。
あ、そうですか。
そもそも男性のほうがいっぱい生まれてくるじゃないですか。
あ、そうなんですか?
そうなんです。男のほうが弱っちいんで、すぐ死んじゃうんで。
へぇ~。
昔はね。
今でもそうですよ。
あ、そうなんだ。
昔は死んじゃうからバランスが取れていたけど、今は医療の力で生き延びられちゃうから男性が多いってことですよね。
女性が多い?ん??
60歳以下はずっと男のほうが元々多いんですけど、そのへんで逆転して、80代90代になると女性のほうが圧倒的に多いんですよ。
へぇ~そうなんだ。そういうことか。
ふ~ん。どんな仕事が良いかなあ。
まあ、でも、どうなんでしょう。じゃあ、栃尾さんの70代80代ですか。
はい。
ライターやってるんじゃないですか?
そう思う。ライターはずっとできたら良いなって思いますけど。
でも、全然違う新しい仕事あみ出してそうな感じもしますよね。
うん。
あみ出したいな。人と関わる仕事が良いですね。
へぇ~。
良いっすね。
でも、人と関わらない仕事が良いって人もいますよね。
いますが、男の人が早く亡くなるってことは、まあ、夫もね、早く亡くなるってことを想像しまして(笑)孤独っていうのはタバコより死ぬ率が高いらしいですよ。
へぇ~。
だから、孤独っていうのはやっぱ死ぬんですよ。孤独はやっぱ良くないので、お友達でも良いんですけど仕事で人に会えるほうが良いなって、私はやっぱそのほうが幸せかなって思いますけど。
でも、女性は結構コミュニケーションとるの上手な人多いイメージですよね。孤独で死んじゃうっていうと、やっぱおじいさんなイメージですけどね。
うん。たしかに。
女性はね。そうそう。
いや、そうじゃなくてですね、私が言いたいのは、「人に関わるほうが良いよ」とか、「そうじゃないほうが良いよ」っていうことじゃなくて、よくこういう議論になったら「おばあちゃんなんだから、こういうのが良いんじゃないの?」っていうふうに、おばあちゃんをみんな一括りにするじゃないですか。「時間はあるはずだから孫の面倒見させとけ」とか。でも、僕が言いたいのはですね、おばあちゃんにも色んな人がいるってことなんですよね。
ホントですね(笑)
ええ。最近、僕、ZOZOSUITが届きましてね。
あ、良いな!
インスタに上げないんですか?(笑)
ちょっと恥ずかしいから上げれないんですけど(笑)
着たやつを?
はい。
へぇ~。まだ届かない。
妻に隠れて着たらえらい怒られまして。
なんでですか?
なんで?
「なんで私に見せないんだ!」ってことで(笑)
かわいい(笑)
「見せてほしい」って?(笑)
「見せてほしい」って言われたんですけど。知ってます?ZOZOSUIT。
はい。頼んでます今。
あ、そうなんだ。
はい。8月中旬に届きます。
私も頼まなきゃ。
あれの売りがね、つまり今までサイズがS・M・Lとかしかなかったのが、その人のオーダーに合わせてその人にピッタリの服つくるんですけど、そのセールストークが「服に人が合わせる時代が終わって、服が人に合わせる時代」と。合ってます?僕の言ってること。
たぶん合ってます。
今まではS・M・Lのどれかに人間が合わせなきゃいけなかったんだけど、その必要はないってことなんですね。そういう意味でいくと、仕事もこの50年60年はずっとそうだったと思うんですけど、職探しとか就職活動とかもS・M・Lじゃないんですけどまず仕事がありきで、「この仕事を、こういう内容で、この場所で、何時から何時までこれやってくれたらいくらね」みたいなところに人間が入り込むっていうか、はめ込まれるっていうか。
合わせていかなきゃいけなかった?
そんなのが今までの時代だけど、僕はそれは変わっていくんじゃないかと思ってまして。だから、仕事が人間に合わせる時代で、ひとりひとりに合わせて。やっぱ人間の数だけ僕は職業があるべきだと思ってまして。それをざっくり「営業」とか「システムエンジニア」とか括るから非常に窮屈になってくるんだと思うんですね。
ああ、それ、でも、ワクワクしますね。
だから、おばあちゃんにどんな仕事かっていうのは、やっぱひとりひとり違うんですよ。
じゃあ、ひとりひとり違うってことですか?
そう。僕はそう思いますけどね。
じゃあ、「おばあちゃんに仕事を与えてあげたい」みたいな考え方がもうないんじゃないか、みたいな。その時代には。
ね。そうだろうと。質問者さんの悪口ですかね、これ(笑)
(笑)
こんなに考えてくれてるのに。
発想の転換をすれば、なんか。
でも、働く場を提供するっていうのが、仕事を「あんた、これ」って与えるんじゃなくて、自分がすごく快適に人の役に立てることを仕事にできるような、そういう仕組みとか世の中づくりは必要だと思うんですけどね。
あ~。
仕事が探しやすいプラットフォームとか、そういう感じなんですかね。
家庭みたいなもんですか?
家庭みたいなもんかもしれないですね。
1家庭に1おばあちゃん付いてきて。家を買うと。で、そのおばあちゃんがその家庭にない業務をやってくれる。ぬか床回しとか。
面白いっすね(笑)
得意なおばあちゃんを連れてくるですよ、不動産屋さんが。
家のこと苦手なおばあちゃんいるんじゃないですか(笑)
そうすると「いるだけおばあちゃん」「専任おばあちゃん」みたいなのがいて。
癒やしみたいな?
そうそう。おばあちゃん撫でるだけですげえ良い顔してくれる、みたいなおばあちゃんを付けてくれる家があるとか。
良いですね。「あなたにとってのベストおばあちゃんをご紹介します」と。
私、どっかの家に派遣されるってことですか?(笑)
やばい(笑)
「エミおばあちゃんだよ~」とか言って(笑)
ね。
ね。
どうなんでしょう、そういうのもアリだと思うし、昔ばなしを語ってくれたりとか、相談乗ってくれたりとか、色々。
相談乗ってくれるの良いな。
ね。だから、僕はこれから仕事がすごい増えると思うんですよね。職探しする人が今スマホで仕事探すんですけど、ものすごいマニアックな、「自分以外こんなワード入力しないよ」っていうようなものを入力するとするじゃないですか。たとえば「モウセンゴケ」とか、「ウツボカズラ」とか、自分の好きなワードをいくつか入力して、「仕事」とか「求人」とか入力したときに出てきたとすると、仕事が、「あっ!これ、俺の仕事だ!」みたいな。今は地域と職種「営業」とかって入力しますけど、もっともっと細分化されてくと思うんですよね。
じゃあ、逆に自分がやってることも細分化していかないといけないですね。
と思いますけどね。
たしかに。
とにかく、誰かの役に立ちさえすればそれは仕事なんだと思うんで、だからおばあちゃんを一括りにしてはいけないと。「おばあちゃんに仕事をあげよう」なんてとんでもない!ということを……
なんでそんな強く言うんですか(笑)
(笑)
栃尾さんが言っておられるということで。
言ってません(笑)
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2018年9月19日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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