こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、本日もよろしくお願いいたします。
元気はすべての源。税理士の大久保圭太です(笑)
ちょっと何それ?
鳥飼先生のマネ(笑)
あ、新番組?
そう。
冒頭ね(笑)今、大久保先生はぜんぜん元気ないじゃないですか。
元気ないよ。疲れてる。
ああ、元気出すために?
そうそう。疲れてる。深夜2時だよ今。
深夜2時ですよホントに。こんな遅い時間に。
番組聞いてたらさ、面白かったよ。「元気はすべての源」って言うんだけど、ぜんぜん元気なさそうなんだもん(笑)
鳥飼先生が?
ちょちょちょ、何をおっしゃいます。
松岡修造ぐらいのテンションで言ってほしいな。
イヤでしょ、鳥飼先生がそんなテンションで言ったら(笑)
じゃあ、なんでそんなこと言うのかね。こんど聞いてみるわ。
たぶんシナリオがあるんです。
意外とシナリオがね。
酒入ってないですよね?
入ってない入ってない。今深夜だけど。
入ってないですね。収録に追われてますからね。移動中に録ったり、深夜に録ったり。
ファミレスでね。
ファミレスじゃないから。ちょっと変なノイズが入るかもしれませんが、それはクレームいただいて。
たぶん店員さん来ないんで、ドリバーいっぱい持ってきた(笑)そのうちパフェ親父がでてくるかも(笑)
やりましょう(笑)さあ、質問よろしいですか?
はい。
今日はかなり稼がれてる個人事業主の方ですね、ご質問いただいております。個人事業主の出口は何でしょうか?今はかなり稼げていますが、「(年収4,000万)」とあります。50歳を過ぎたタイミングで資産運用すべきなのか、貯蓄すべきなのか、法人化して別の方法をとるべきかなど、頭を悩ませています。フリーランスが増えた100年時代において、どうライフプランを設計すべきなのか教えていただけないでしょうか。
すごいね。
でも、こんだけ稼げてても、やっぱここに関しては……
それ、税理士に頼めばいいじゃん。顧問税理士に聞けよ(笑)
まあ、回答がないから来たんでしょうね。普通にやったら、経費、節税対策とかですか?
そうじゃない?4,000万とかだと、すげー経費使う。保険屋さんとかが多いけどね。すげー飲んでる人。
そうですね。年間で1,000を超えるような飲み方してたり。
ね。個人事業主は交際費いくらでも経費になるからね。
あ、そうか、法人だと800万でしたっけ。
そう。
制限ないんですね。
ないからさ、すげー飲み方する。
あ、底なしなんですか!?
天井なし。いくらでもいいの。だから、六本木に飲まれていくんじゃない?(笑)何年も持たねーもん(笑)
体壊して。
リアルな話ね、そういうこともあると思う。
うわぁ、リアルな話ですね。
もう、個人事業主の出口は「死亡」じゃないの?(笑)
ちょっと待ってください(笑)今日はいきなり冒頭から……やっぱ深夜2時の……深夜のせいですね。
アルコールライフだよ。
でも、リアルに言うと、出口がなくなるってことがわかってるから、こういう質問が来るわけですね。
そうだね。出口が何だかわかんないけど。事業としては清算だと思うんだよ。法人で言うのであれば。だから、清算をするんですよね。え~まず、前提として、ライフプランを考える中で、ご家族はどうなのか、後継者にどう残すのかって問題はひとつあると思いますと。
なるほど。
だから、後継者がいる前提なのかな……後継者じゃない、ごめん、子どもがいる場合っていうか、相続がある前提で考えると、要は税金をどう選んでいくかっていうことになると思うんだよね。4,000万もあったら所得税も50パーぐらい、まあ、経費とか入れてるからわかんないけど、あると思うので、いつまで稼げるか、ちょっと、僕、これ、わからないけどね。70とかだとなかなかね、弁護士さんでも元気の源がないと厳しいと思うので(笑)
(笑)
リスペクトだよ。
まあ、でもね、先生稼がれてますから。
うん。リスペクト、ほんと。
ほんと、リスペクトしてますよ。
でも、なかなかそれもさ、ああいうクラスの人だからできるけど……
日本のてっぺんですからね。
そうだよね。だから、普通の人じゃなかなか難しいよね。
ですよね。
って考えると、どこまでやれんのかっていうことを考えたときに、稼げるときの税金をどうするかっていうことは考えたほうがいいね。また税理士オジサンみたいになっちゃうけど(笑)
いやいや、ここは税理士オジサンになっていただいて。
ひとつ相続って観点からすると、たとえば、子どもが株主の会社に雇われる社長として今のビジネスをやるということも、ひとつかなと思っていて。
法人つくってしまって?
そうそう。やっぱ個人所得税が高いから、法人税のほうが安いわけじゃない?そんぐらい稼げると。そんな中で相続の問題もあるとすると、子どもにその利益が移転するような……まあ、あんまり言い過ぎると良くないけどさ、ある意味そういう設計でやっていって利益を残して、法人税は30パーで。お金は使っちゃうと運用できないから。
じゃあ、会社のほうに法人として内部留保をためていくような形で、しかもそれが自分にというよりも、たとえば息子だったら、息子が社長で、自分が……
いやいや違う違う、自分が社長。だって息子は働けないじゃん。
息子をオーナーにして、息子の法人にしちゃダメなんですか?
そっちそっち。オーナーが息子で、本人は雇われ社長。
ってことですね。
みたいなことも、ひとつかもしれないね。多少リスクはあるけど。
リスクっていうのは?息子に騙されるみたいな?
いやいや、所得の移転してるじゃない?
あ!リアルなリスクですね。
うん。リアルにリスクあるから、あんまり簡単に「聞いてやりました」って言われても、クレームは受け付けないことにしてるんで(笑)ただひとつ、そういうこと。あと、所得税よりも法人税が安いってことで、最終的に退職金っていう出口があるでしょ?退職金だと最大25パーセントぐらいだから、法人税を納めといて個人に最後渡すとか。
ここ、少しゆっくり解説いただきたいんですけど。
イヤです(笑)
ちょっとだけ、ちょっとだけ(笑)よくサラッと言うじゃないですか、「法人にして退職金保険で」とか。
前回も言ったと思うけど、税率差しか節税ってないと思うんだよね。
・・・後半へ続く・・・