「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。
136通目/大野からの返信
「根性なしを続けられる根性は相当なもの」
閉所恐怖症を克服する一つのやり方として、少しずつ戸を閉めていくというのを聞いたことがあったので。もし安田さんの筋金入りが実際であれば、根性なしを続けられる根性は相当なものですよ。ちなみに、僕と手を繋いで一緒にやるとどうなるか?あるいは意図的に最初から周りに合わせない。ズラすつもりでウェーブに参加するのはいかがでしょうか。どうせズレるなら、ズラすつもりでやって、万が一合ってしまったら失敗という成功です。そして、自分のリミッターを外す簡単な方法があるとしたら、クレイジーな人のそばにいるというのは一つの手段として効果覿面です。疲れますけどね、最初は。そこを乗り越えると自分の当たり前度も上がってくる。
前回135通目/安田「筋金入りの根性なし」
ありがとうございます。確かに無言ならできますね。だけど手を挙げるとか中腰とか、かえって目立ってしまうんですよ。私は+1作戦の逆パターンでこれまで数々の恥をかいてきました。思い切ってウエーブをやる勇気がないので中腰でやってしまう。かえって目立つ。「なんじゃこいつ」という目で見られる(ような気がする)。中腰すらできなくなる。ちょっとだけ手を挙げてみる。また白い目で見られる(ような気がする)。最後は心の中でウエーブした気になる(今ココ)。つまり−1作戦ですね。こうやって今は多くの物事を妄想の中でのみ行なっております。大野さんの回答がダメなわけではないのです。私が筋金入りの根性なしなのです。
ー安田佳生より
前々回135通目/大野「名付けて+1作戦」
わー、質問されてしまったー。これで回答次第で僕の底が見える訳ですねー。僕は仕草の専門家ではないですから、アドバイスというより僕ならどうするか?という前提でお話します。名付けて+1作戦。できることから取り組む。いきなり大声でウェーブに参加できなくても、無言でならできる。無言も無理なら、立つ事ができる。立つ事もタイミング的に気持ち的に無理なら、座ったままで手を挙げる事ならできる。手を挙げる事ができたら、また今度は+1。中腰で手を挙げる。ちなみに、泣いても免疫力は上がる。そして、作り笑いは違和感あります、個人的に。むしろ、世界中が真に平和になる時までは、ひきつった笑顔の方が個人的に好きです。
ー大野より
交換日記をする二人
●火曜日
安田佳生(やすだ よしお)
1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。
●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/