塗装会社のポスティングスタッフ募集に応募が殺到したワケ|中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.28

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中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。

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中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.28
塗装会社のポスティングスタッフ募集に応募が殺到したワケ


“中卒社長”のクボサトシです。

『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。

今週も、先週の続きから。

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ポスティング会社に頼んで成果が出ないなら、自社でポスティングをやっちゃおう! そんなシンプルかつ大胆な発想で、塗装会社でありながら自社でポスティングスタッフを雇うようになったペイント王。

塗装に関するチラシを、塗装職人である私の指導のもと配るわけですから、あらゆる業界のチラシを配っているポスティング会社より成果が出るのは当然です。

それに、ペイント王には「優秀なポスティングスタッフ」が集まって来ていました。というのも、ポスティングの仕事は基本的に「1枚いくら」の歩合制なのですが、当時ポスティング会社の求人が「1枚2円」程度だったところ、ペイント王は「1枚5円」という条件で募集をかけていたからです。

なぜそんな高くできたの? と思われるかもしれませんが、これはとても単純な話。

ポスティング会社というのは当然、「会社の取り分」を考えなくてはいけません。出稿主からお金をもらい、そこから会社の利益を抜いて、その残りがポスティングスタッフさんの報酬になります。

一方のペイント王は、そもそも自社のチラシのみを配布しているため、「会社の取り分」のことを考えなくていいのです。当然、ポスティングスタッフさんに渡せるお金も多くなります。

結果、ペイント王のポスティングスタッフ募集には毎回たくさんの応募があり、優秀そうな方を選んで採用することができていたというわけです。

そんなわけで、ペイント王のポスティング事業部は拡大を続け、配れる枚数、配れるエリアもどんどん増えていきました。トライアンドエラーを繰り返す中で業務フローも最適化され、自社でのポスティングを始めて1年ほど経った頃には(現在でも大きくは変わっていない)「ポスティングの仕組み」ができあがりました。

塗装職人が未経験からつくりあげたポスティング事業。これがゆくゆくは別会社の立ち上げにも繋がっていくのですが、それはまたの機会にお話することにしましょう。

ということで、ここで今週の「学ナシ経営のススメ」。

「行動し続ける覚悟

私の経営スタイルは結局のところ、「現状をよりよくするために行動し続ける」というものです。ある日いきなり素敵なビジネスアイデアが振ってくる、なんてことはありません。「どうしたらこの状況をもっとよくできるだろう」と考え、行動する。次の日も次の日もそれを続ける。その繰り返しのプロセスが、やがて「成功するビジネス」へと繋がることもある、というだけなのです。

ということで、また来週。

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