中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。
中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.54
外壁塗装の業者選びで注意すべき5つのポイント
“中卒社長”のクボサトシです。
『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。
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さて、先週からは新トピックス、ペイント王のYouTubeチャンネルについて話させてもらっています。
こちらのコラムで多少なりとも興味を持ってくださった方は、ぜひ以下リンクより動画の視聴、チャンネル登録をお願いいたします。
さて、今回紹介する動画はコチラ。タイトル通り、外壁塗装の業者選びで注意すべき5つのポイントについて説明しているものです。
若い方にはピンと来ないかもしれませんが、家を建てると「外壁塗装の修繕」というのは必ず出てくる問題です。もしかしたらご両親や祖父母、親戚などが「塗装工事、どうしようかなあ」と悩んでいるのを見聞きしたことがあるかもしれません。
逆に言えば「必ずニーズがある業界」なので、当然塗装業者もたくさん存在します。もちろん多くは真っ当な会社さんですが、中には「手抜き工事」をしたり「詐欺まがいの営業」をしたりする業者もいるのです。
そんな悪徳業者に騙されないよう、20年以上塗装ビジネスをしてきた私が「業者選びのポイント」を5つにまとめました。詳しくは動画をご覧いただければと思いますが、要点を書き出すと以下のようになります。
①店舗があるか
「その業者、本当に実態のある会社ですか?」そんな風に言われたら驚くかもしれませんが、「WEBサイトに書かれた住所に行ってみたら会社なんてなかった」というようなケースが実際にあるのです。施工後にそれが発覚しても後の祭り。約束していたアフターフォローもないまま連絡が取れなくなる、なんて事になるかもしれません。
②施工実績があるか
塗装業者なんだから、塗装の施工実績があって当たり前。普通ならそう思いますよね。しかし現実、塗装の仕事だけ取って工事は別の業者に振るだけ、という業者も存在します。それでいてチラシには「施工実績ナンバーワン」なんて書いたりしているので、注意が必要です。
③実務経験があるか
塗装というのは下地(壁)の種類や状態によって適した塗料が変わります。実務経験のない営業マンに現調をさせると、本来は塗ってはいけない塗料を塗られてしまうというようなリスクが発生します。必ず実務経験のある職人のチェックを入れるようにしましょう(7年の実務経験が必須の「一級塗装技能士」に見てもらえれば安心です)。
④お客様の声は確認できるか
業者自身のPRだけでなく、お客様のリアルな声を確認するのは非常に重要。とはいえ、WEBサイトにテキストで掲載されているものは信憑性が低い場合もあります。できれば手書きのアンケートなど、間違いなくお客様自身による意見だとわかるもので確認しましょう。
⑤アフターフォロー実績はあるか
「安心の10年保証!」というようなPRをする業者は多いですが、その保証、本当でしょうか。「壁が剥がれてきちゃって…」と電話したら、「ちょっといまバタバタしているので、落ち着いたら行きます」とごまかされ、結局一度も見に来てくれなかった、というようなケースも多々あります。本当に保証してくれるのか、実績を確認するようにしましょう。
ということで今週の「学ナシ経営のススメ」。
「きれいなビジネスばかりではない」
世の中には本当にたくさんの会社があります。そして中には、「そんな汚い事をしているのか」と驚くようなビジネスをしている会社もあるのです。経営者が自社の利益のことを考えるのは当然ですが、ビジネス=世間の役に立つことという基本を忘れてはいけません。
ということで、また来週。